名言を自分のものにする

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マキャベリ『人間の意見なるものがいかに偽りに満ち、いかに誤った判断でゆがめられているかは、呆れかえるほどである。』

マキャベリ


イタリア政治思想家 マキャベリ画像

 

名言の意味を考えて、偉人の知恵を自分のものにしよう!



 

 

考察


マキャベリはこうも言い、

『天気のいい日に嵐のことなど考えてもみないのは、人間共通の弱点である。』

 

あるいは『君主論』にはこのように書いている。

 

『民衆は頭をなでるか消してしまうかのどちらかにせよ。』

 

『大衆は常に外見だけを見て、出来事の結果によって判断する。』

 

大衆

 

マキャベリが人間のまがまがしさをこうまで冷徹に見抜くようになったのは、もちろん本人が生きた時代と環境が大きく影響している。というか、人物の人格に『時代と環境』が影響していない場合など、探す方が難しい。

 

例えば『冤罪』を受けて陰謀に遭い、『パルジェッロの庁舎』と呼ばれる公安局の牢獄にぶちこまれ、縄で吊るされて拷問にあった。 もう一度言おう。『冤罪で拷問』である。この話ひとつでもう、人格が歪むだけの要素として十分である。

 

もちろんマキャベリは『人物』を信用したいと思っていただろう。しかし、『人間』は信用しなかった。つまり彼の見識が『冷徹』なのではない。『冷徹』なのは、人間そのものなのである。

 

冷徹

 

私は理不尽が何よりも嫌いだ。もし私が『冤罪で拷問』を受けることなどがあったら、彼のように冷静に生きることができただろうかと、首をかしげる。私はもしかしたらそのはめた人間や、誤解した人間らに一人残らず復讐するかもしれない。弱き人間ならだれもが私のような方向を、一度は考えてしまうのではないだろうか。

 

しかし、彼が研ぎ澄まされた見識を持ち、その見識に多くのファンがつくようになったのは、彼が『冤罪で拷問』を受けたことが大きく関係しているだろう。同じように、

 

ソクラテス

 

ソクラテス

 

彼が『四聖』の一人として尊敬され続けるのは、アニュトス、メレトス、リュコンの3人に冤罪を着せられ、裁判にかけられ、裁判員たちに死刑の方に多く票を入れられ、しかし、その裁判に逆らわずに死を選んだことが大きく影響しているだろう。

 

我々は彼らのような真実を観る目を持った人間の言葉に、慎重に耳を傾ける必要がある。

 

 

 

 

 

※この文章は全てオーナー独自の『名言を通した見解』です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

著者:一瀬雄治 (Yuji Ichise)

 

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著者:一瀬雄治(Yuji ichise.)

 

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マキャベリ『人間の意見なるものがいかに偽りに満ち、いかに誤った判断でゆがめられているかは、呆れかえるほどである。』


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