偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
運営者
考察
合理的に世の中を考えていく人間は、確かにとても賢い。不正、不祥事、トラブル、失敗、過ち、計算ミス、これらの問題が起こることを食い止めることが出来る。それが合理的な人間が見せる、実力である。何しろそれをやってしまうと、その後処理や対応に追われ、他のことがおろそかになる。合理的な人間がそんなことを許すわけがないだろう。無駄なことを一切省く。それが合理的な考え方なのである。
では、ここまで考えた上で『合理的な人間』というのは、どれぐらいいるだろうか。答えは、皆無である。ゼロだ。自分がそうだと思っているのなら、それは単なる勘違いである。まず、戦争とテロを止めなくてはならない。その脅威があるせいで、一体どれだけの人間の人生に影響を及ぼすだろうか。同じ仲間である人間の人生一つ救えないで、合理的な人間を装うのは、無知が露呈するだけだからやめた方が良い。
太宰治は言った。
インチキなイカサマ師が『合理的』だと思っているのであれば、それは単なる勘違いである。目の前で見知らぬ子供が車に轢かれそうになっている。自分にも子供がいて、彼を助け、もし自分が死んだら、誰が家族を養うというのか。
では、見捨てるのか?
モンテーニュは言った。
時に人間は、理屈に合わない行動をとる。だが、それが実に人間らしいのである。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。
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