偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
偉人
運営者
考察
『(自分がやっていて)つまらない事をいくらやっても上手くならないですし、どんなに才能があっても二流止まりです。』
自分の本心、心底が、それを拒絶しているときに、人は『違和感』を覚える。
ゴッホは言った。
そういう風に、自分の目の前で今繰り広げられている、あるいは直面している現実、向かおうとしている方向と、自分の心底の声が指し示す方向が異なっている場合、人は、『違和感』としてそれを敏感に察知し、その方向に行くことを制御しようとする傾向がある。
デール・カーネギーの名著『道は開ける』一文にこうある。
才能のあった駆け出しの作曲家ガーシュイン。バーリンという経営者がガーシュインの才能に惚れ込み、自分の音楽秘書になってくれれば今までの給料の3倍を払ってもよいと申し出た。
『しかし、この仕事は引き受けないほうがいいよ。』
と、バーリンは続けた。
『引き受けたら、君はバーリンの二流品で終わるかもしれない。だが、 君が自分らしさを守り通せば、いつかはきっと一流品のガーシュインになるだろう。』
ガーシュインはこの忠告を心に刻んで、自分の個性に徹することに努め、世界的作曲家となった。
バーリンは、ガーシュインのその『心底の声』を聴くことが出来たのだ。そしてその声が指し示す方向が、自分がやろうとしている思惑とは、違う方向を指していることを悟った。ガーシュインもそれを受け、その声に従う道を選んだ。そして、結果的に世界的作曲家、ガーシュインが誕生したのだ。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。
🧭『38の黄金律』へ
※『38の黄金律』は、有料コンテンツとしてより深い考察をお届けしています。
🔎 名言の背景にある“思想の源流”を探る
※『黄金律』以外の知的コンテンツのほとんどは無料です。
関連する『黄金律』
『この世には、自分にしか歩けない道がある。その道を歩くのが人生だ。』
『この世に価値のない人間などいない。いるのは価値がわからない人間だけだ。』