偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
運営者
考察
写真を撮ってみる。すると当然撮れるのだが、どうももう一回撮り直したほうがいいような気がして、何度も撮り直してみる。しかし、やっぱり最初の一枚の方が一番出来が良いということは、往々にしてよくあることである。
あるいは私は性格的に完璧主義者で、責任感があり、根が真面目で、一度決めたらやり遂げなければ気が済まない性格だが、よく、その性格のせいでトレーニングで怪我をすることがある。サンドバッグを殴りすぎて靭帯を伸ばしてしまったり、肩の筋肉を断裂させてしまったり。ジムにいる元チャンピオンのトレーナーは、
『怪我をしないのもプロの仕事だ。』
と言ったが、確かに言われてみればプロは勝ち続けるために努力をしなければならず、また、怪我をしたり、負け続けたりすれば選手生命は終わってしまう。人間の身体には限界があるのだから、それを度外視した生き方をすると、せっかく積み上げたものがすべて台無しになってしまうことがあるのだ。
特にトレーニングや格闘技をしているとそうだが、これらを突き詰め、鍛錬していると、ある事実に気づかされることになる。
それは、『死』である。我々の命は、いずれ必ず尽き果てるのだ。それなのに、トレーニングをして何になるんだろう。そういう思いが、ふと頭をよぎる瞬間があるのである。いや、もちろん心身を鍛えることはむしろ好ましい。だが、我々はいつか必ず死ぬという事。その中で、何が一番重要なことなのか、このことについて少し考える時間を設けても、損はないだろう。
ソクラテスは言った。
ことここで挙がった格闘技の話でいえば、『野心』はとても重要な要素だ。だが、その野心に支配され、欲張ることのないように注意したい。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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