偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
運営者
考察
『抱擁(ほうよう)』というのは、『親愛して抱きかかえるということ』である。『親愛』とは文字通り『親しみを感じて愛する』ことだから、『避けることが出来ないもの』の表現をやめ、『親しんで愛すべきもの』という表現に変えるべし、という戒めである。例えば私は、17歳で父親を亡くした。部下の場合は、幼少の頃に交通事故で兄を亡くした。さて、我々にとってこれらの事実は『悲劇』なのか、あるいは『喜劇』なのだろうか。
『受け入れられない』ならそれは『悲劇』だ。『受け入れて教訓を得る』ならそれは『喜劇』だ。ここでいう喜劇は、『こっけいなもの』ではなく『最終的に幸福な形で終わる劇』であり、つまり『教訓を得る』なら、事実は悲しいが、しかし受け入れ、教訓を得て、糧になり、それは文字通り、知となり血となり、肉となったのだ。
宮崎駿の映画『もののけ姫』にはこういう二つの言葉がある。
『人はいずれ死ぬ。早いか遅いかというだけだ。』
『誰にも運命は変えられぬ。だが、ただ待つか自ら赴くかは決められる。』
こと私のことで言うならば、私は父を早くに亡くして、心から良かったと思っている。この人生が有限だという事を心底から理解し、『悔いの無い人生』を生きるよう、決意することが出来たからだ。つまりは主体性であり、インサイド・アウト発想が問われている。もし悲観的に、アウトサイド・インの発想で残酷な事実と向き合ったのなら、そりゃあ誰でも『避けることができない』と悲観視してしまうだろう。それを打ち破るのが人間のプライドだ。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。
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