Contents|目次

ラテンの諺『不幸な人は希望を持て。幸福な人は用心せよ。』

考察

不幸な人がいたとしても、その不幸がいつまでも続くことはないから安心するべきである。

 

幸福な人がいたとしても、その幸福がいつまでも続くことはないから警戒するべきである。

 

やまない雨はあるだろうか。いつまでも晴れの日が続くのだろうか。たとえそれが『随分と長い間』続いたからといって、それは永久に続くものではない。

 

そこが砂漠や南極じゃない限り、必ず事態は好転するし、そして暗転する。

 

晴れ

 

老子は言う。

 

アリストテレスは言う。

 

そして、渋沢栄一は名著『論語と算盤』で『得意時代と失意時代』という概念について書いている。

およそ人の禍は、多くは得意時代に萌すので、得意の時は誰しも調子に乗るという傾向があるから、禍害はこの欠陥に食い入るのである。ならば、得意の時だからといって気をゆるさず、失意の時だからとて落胆せず、平常心を保つことを意識することが重要である。

 

ラテンのこの諺は、古今東西のあらゆる状況で通用する、叡智である。

 

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

 

特別情報

当サイトにある500人の偉人の8000の名言は、ぎゅっと集約して『38』にまとめられます。人間がいる以上未来永劫廃れることのないこの情報を、決してお見逃しなく。

 

『38の黄金律』へ

 

名言一覧

名言一覧(厳選した500人の8,000の格言)

 

Pickup名言

8000の言葉から名言がランダムに表示されます。偶然あなたに突き刺さる言葉に出逢えるかも∠(`・ω・´)✧!?

名言AI

インドの諺『汝が生まれたとき汝は泣き、汝の周囲の人々は喜び、汝がこの世を去るときには汝の周囲の人々が泣き、汝のみ微笑むようにすべし。』 ペリクレス『貧しいことは恥ずべきことではない。しかし、その貧しさから脱しようと努めず、安住することこそ恥ずべきことであるとアテナイ人は考える。』 ジョージ・ハーバート『希望は貧者のパンである。』

 

関連する『黄金律

『アウトサイド・インではない。インサイド・アウトだ。』

『人間が転落するタイミングは決まっている。「得意時代」だ。』