Contents

始皇帝『愛は、平和ではなく、戦争である。武器の代わりに、誠実を尽すだけで、それは地上における、最も激しい戦い、自我を捨てないとならない、戦闘である。』

名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!

偉人

ふむ…。

運営者

考察

戦争であり、戦闘。しかし、見落としてはならないのは『武器の代わりに』だ。つまり、武器を使って戦争するのではない。だから、それらの言葉ですぐに思いつくような、そういう『戦』ではないのだ。キーワードは、『自我を捨てなくてはならない』ということだ。その意味を紐解くために必要なのは、この二大宗教の教え、戒めである。

 

ドストエフスキーは言った。

 

聖書における『ヘブライ人の手紙』には、『父が子供を叱るとき』について、こう書いてある。

『神が自分の聖性を子に与えようとしているのだ』

 

つまり人間には『聖性と魔性』の両面がある。

 

 

その内、父が子を叱った場所には『愛(聖性)』が宿り、『魔が刺した』人間には『罪(魔性)』が宿っていることになる。だとしたら、見えて来るのは『聖性を優位にし、魔性を劣位にする』ということで、そこにあるのは、魔性と聖性の真剣勝負である。

 

更に言えば、昨今一部の狂信者が世界を騒がせているが、イスラム教における『ジ・ハード(聖戦)』とは、何も人を惨殺することを許可する、という凶悪な概念ではない。『神の為に奮闘する』ことを意味し、つまり、その『神』というものは、しばしば『愛、真理』と『=』であると考えられるわけで、例えば、『人に裏切られ、殺意を覚えた』というとき、そこに現れるのは間違いなく『魔性の疼き』であるわけだが、しかし、それを聖性の力で劣位にさせよう、という『闘い』こそが、この『ジ・ハード(聖戦)』なのである。

 

『捨てる自我』とは、『聖性』ではなく『魔性』のことである。人は、その歴史が始まってから、終わりに至るその瞬間まで、『愛(神・真理)』を優位にするべく闘いを繰り広げる。人が、人で在る為に。

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

 

特別情報

当サイトにある500人の偉人の8000の名言は、ぎゅっと集約して『38』にまとめられます。人間がいる以上未来永劫廃れることのないこの情報を、決してお見逃しなく。

 

『38の黄金律』へ

 

名言一覧

名言一覧(厳選した500人の8,000の格言)

 

Pickup名言

8000の言葉から名言がランダムに表示されます。偶然あなたに突き刺さる言葉に出逢えるかも∠(`・ω・´)✧!?

名言AI

大山梅雄の名言・格言一覧 森信三『己を正せば、人はむりをせんでも、おのずからよくなっていく。』 カミュ『革命的精神はすべての人間の条件に反対する人間の抗議のうちにある。』

 

関連する『黄金律

『人間が戦うべき相手は外にはいない。「内」にいるのだ。』

同じ人物の名言一覧

始皇帝の名言・格言一覧