偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
運営者
考察
『なぜ人は、仕事というものを、ひどく真剣に考えるのでしょう。不思議です。誰の為に?自分の為でしょうか?人はすぐに死んでしまうのに。同世代の人の為?後世の人の為?そうではないでしょう。やはり、わからないままです。』
いや、わからないのではない。『わからない』と言うから、わからないままなのだ。つまり『わかる』と言えばわかるのである。どういうことかというと、こういうことだ。
『人は、生きるために仕事をするのであって、仕事をする為に生きているのではない。だが、仕事をする為に生きている人が多すぎる。』
ソクラテスは言った。
ここで言う最初の『生きる』とは『本来の目的』であり、『食べる』とはそれを『補う手段』である。しかし最後の『食べるために生きる』は、『生きながらえる』ことである。
『生きながらえる』というのはどういうことかというと、例えばそれは、モンテーニュの言葉を考えた時に見えて来る。
『生きられるだけ生きる』のが、『生きながらえる』人生だ。しかし、『生きなければいけないだけ生きる』人生とは、時に、『食べる』ことすら、拒絶するケースがある。
例えばヘンリー・デイヴィッド・ソローの、
この言葉が言われたときに出たケースだ。こういう風に、『何かを強いられてまで、曲げてまで』、それをやる必要があるかどうか。
それはアインシュタインが、
こう言った背景にある事実も、同じ線の上にあるものなのである。『仕事をさぼる』?『人生をさぼる』よりはよっぽどマシである。ただしこれらは、怠惰を煽る言葉ではない。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
当サイトにある500人の偉人の8000の名言。なぜ『1万』じゃないのか。それは『内省の後半になるにつれ、同じ的を射る言葉が増えた』からです。そしてそれらの真理は、『38の黄金知』としてまとめました。人間が生きる以上未来永劫廃れることのないこの情報を、決してお見逃しなく。
『38の黄金律』へ
関連する『黄金律』
『この世には、自分にしか歩けない道がある。その道を歩くのが人生だ。』