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ソクラテス『彼らは軽々と人を殺しながら、少し時間が経てば、生かしておけばよかったと、そんな気まぐれな人たちなのだよ。』

古代ギリシャ哲学者 ソクラテス画像

内省

大衆(世間)の声に耳を傾けることがどれぐらい愚かか。それを、死の直前になっても友人のクリトスに説いたソクラテス。『集団』とは往々にして無知で愚かで、意志が無く、人目を気にして恐れている。

 

会衆、モッブ、パニック』という集団心理があって、『会衆』とは、受動的な関心で集まった人達の事。『モッブ』とは、強い感情に支配された集団の事で、暴動が起きるケースなどにあたる。『パニック』は、突発的な危険に遭遇して、群衆全体が混乱に陥ることであるが、この集団心理を考えても、前述したように『集団』には、 意志があるようで、まるでないのだ。

 

ワールドカップというイベントにかこつけて、渋谷で痴漢をしに集まる人間は『会衆』だ。 彼らに意志などなく、ただ流されているだけ。そして何か失敗をしたら、『すみませんでした』と反省するのだから、まるで子供である。

 

あるいは、得体のしれぬカルト教団の様に、集団で催眠術にかかっているようなケースもある。『彼ら』の目を気にすることがどれだけ愚かな事か知らなければならない。

 

 

注意

※これらの言葉は参考文献『これならわかるソクラテスの言葉』や史実に基づき、自らの生きる糧、自らを戒めるため、内省の為に日々書き留めたものです。史実を正確に把握したい方は正当な書物をご覧ください。

関連する『黄金律

『人の評価に依存することの愚かさを知れ。依存しないなら強い。』

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