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ゾロ『命なんてとうに捨ててる。このおれをバカと呼んでいいのはそれを決めたおれだけだ』

自分の人生は、過去未来永劫、たった一つしかない。この100億年の寿命の地球の中、10兆人の人間がこの世で息をしたとしても、2度と同じ人間は、存在しない。生まれた瞬間にバカな親に捨てられ、それをマフィアやヤクザ、時にはオオカミが拾って育てたとする。では、その子供の運命は?捨てられた時点で”終わり”なのか?それとも、その拾った”親”に感謝してこの世を生き貫くのか?その生き方が、”周りの倫理や常識”から、大きくかけ離れ、”認める人数”が少なくても、彼らの人生は、”人生”として成立するのだろうか?

 

『剣士として最強を目指すと決めた時から 命なんてとうに捨ててる。このおれをバカと呼んでいいのはそれを決めたおれだけだ』

 

答えはこうだ。”揺るぎない信念”さえあれば、『YES』である。一体、誰が”人間の基準”だと思っているのだろうか。皇族?アメリカ?有権者?キリスト?アラー?ブッダ?とんでもない。彼らの力は”偉大”だが、基準ではないということは、もうすでに複数人挙げてしまっていることで、露わになっている。基準とは、絶対。つまり、一つしかない。複数挙げた時点で、もう上に挙げた存在は基準ではない。彼らを掲げる存在の共通点は、”人間”であり、他の動物には、一切関係のない概念かもしれない。動物が喋らないことをいいことに、人間が越権的に、『自然も動物も全て神がお創りになられたのだ』と決めつけているのかもしれない。

 

人生の基準なんてものは存在しない。『人を殺してはいけない』という絶対的に思える倫理さえも、 “ある環境”によっては、それが正当化される。目の前で最愛の人が残虐な殺戮に合おうとするその瞬間、当人を殺しさえすれば二人が生き残れるという場面で、あなたは本当に『殺さず』の誓いを守るだろうか。守って、それは”人”と呼べるだろうか。他の動物は、当たり前のように弱肉強食を繰り返して生きているのに、やむを得ない場合でも、人は殺してはいけない?その後もあなたは”人”として、自然に生きていけるだろうか。参考映画は『あなたはジョディ・フォスターを許せる?それとも許せない?』というキャッチコピーで放映された、『ブレイブ・ワン』だ。

 

枚挙に暇がない。その他にも、実話を基にした『アメリカン・ギャングスター』では、生まれて物ごころついたら既に、兄の口にショットガンを突っ込まれるのを目の当たりにするような環境で、どのようにして生きていけばよかったのかを考え、『ヴィレッジ』では、自分の最愛の子供が暴行を加えられて、その遺体が町のゴミ箱で見つかったような経験を持つ親たちが、子供をそういう社会の『悪』に染めたくない一心で、自分たちで土地を買い、 “白い世界”を創ってしまった ということの倫理について考え、『ゴーン・ベイビー・ゴーン』では、育児放棄する親と、子供を愛する赤の他人の老夫婦の、どちらが”本当の親”としてふさわしいかという倫理について、考えることができ、ハーバード大学で一番人気のある講義を務めるマイケル・サンデルが書いた『これからの『正義』の話をしよう』では、もし電車の運転士として、ブレーキが効かないという事故に直面した時、ハンドルを切ればそこには一人の男性がいて、切らずにそのまま直進すれば複数の人がいたとして、あなたは、ハンドルを切るか?それとも、切らないか?という規範意識を問われることになる。

 

自分たちが生きるために食べている食品は、虫や動物を殺す為に牧場で育てて、殺しているのに、自分たちが築いた生活の礎は、遠い昔に人々が死に物狂いで闘って、たくさんの犠牲者を出したうえで、成り立っているのに、自分たちだけが、殺さない?そういう、何か崇高な人種?本当にそうだろうか。もし500年後、世界が再び混沌に落ち、他の動物と同じように弱肉強食の世界に戻ったとき、人々は、『豊かな暮らしのため!』『この子の将来のため!』と、”やむを得ない選択肢”を、選ばないのだろうか。もし選ばない人がいたとしても、その人はちゃんと語り継がれるだろうか?

 

イエス・キリストやマザー・テレサのように、ちゃんと”残る”だろうか?記録に、そして、記憶に。残らないのであれば、それは自己満足ではないのか。自分が気持ちよく生きて、ほがらかに死ぬために、そうするのではないだろうか。そこまで考えたら少し見えてくるだろう。

 

byゲレルト

 

我々は、我々の与えられた環境で、この世に生を受けたことに感謝して、そして、自分にできる限りの人生を思う存分、生き貫くだけなのだ。

 

 

Vアニメ「ワンピース」15周年記念!15の名場面で綴る感涙PV

※画像は以下の参考文献から引用しています。

 

一言

この記事は2009年に書いたものです。とても未熟な時期に書いたものなので、いずれまた修正いたします。またこの記事は運営者のワンピースに対するリスペクトの想いから書いていますが、もしこの画像の著作権が問題になる場合は、画像をすぐに削除いたします。