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『前進あるのみ。それ以外は後退だ。』

 

第33の黄金律

『前進あるのみ。それ以外は後退だ。』

 

停滞は後退。人は生まれた時から老化していて、この世は流動変化している。

 

 

同じ的を射た偉人(7人)

革命家  
政治家・リーダー  
発明家・ビジネスパーソン 3
哲学者・思想家 1
作家・小説家・詩人 2
クリエーター・アーティスト 1
支配者・将軍・軍師・棋士  
アスリート・剣豪  
科学者・学者  
登山家・冒険家  
身元不明  
四聖  

 

この黄金律の詳細

それは、この世が流動変化している事実を考えた時に、浮き彫りになる事実である。この世が流動変化しておらず、ピタリ静止しているのであれば、前進しなくても後退することにはならないかもしれない。だが、かつて大流行した歌や髪型、ファッションやアイテムが『古い』と考えられるように、いくらその時、時代の最先端をひた走っていたとしても、時が経てばすぐにそれは古くなり、新しいものに価値が移される。この事実を真正面から受け止めることが出来る人間だけが、常に生き残り、最先端でいることが出来る。

 

また、『足踏みをしている』人間に対しても警鐘を鳴らすことが出来る。そういう人はこの唯一無二の人生の時間の価値を、理解できていない。それをする自分なりの理由はあるのだろう。だが、足踏み(現状維持)をしたところで、この一生が終わることを阻止することなど出来ないのだ。

 

わかりやすいイメージ・ヒント

ヒント1

そもそも、『足踏み(現状維持)』など出来ないのだ。それは単なる勘違いなのである。

ヒント2

トップをひた走る人が『今年の目標は現状維持』だと言うが、そういう人がただの現状維持をしているだけでは、確実に淘汰されている。ただの現状維持をしていないから、トップをひた走っているのだ。彼らは常に、『最適化』しているのである。

黄金律、『流動変化が避けられないことを知っているかどうかだ。』と併せて理解するべく黄金律である。

 

ほぼ同じ意味だが、あえてここに『前進しなければならない』という事実を強化させておくことで、『どうせ死ぬし価値が変わるんだからやったって意味ないよ』と考える人間の虚無的な発想を取り除くことができる。何より、私のような完璧主義者には特に効いてくるだろう。完璧主義者の中には、『どうせやっても壊れるんだったら、最初からやらない。やるからには完璧になるまでやる。』と考える人間がいるからだ。

 

しかし、完璧など最初から存在しないのだ。ガンジーはこう言い、

 

宮沢賢治は言った。

 

確かに命は終わる。だが、だからといってそれが、くよくよと下を向いて、この唯一無二の一生を浪費する理由にはならない。