『ヒト』を最適化しよう。

ヴォルテール『悪が物質から来るものとすれば、われわれには必要以上の物質がある。また、もし悪が精神から来るものとすれば、われわれには多過ぎるほどの精神がある。』

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ふむ…。

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考察

つまり、自分の中に芽生える『悪』を『外部要因』や『内部要因』の性にしようと思えば、腐るほどその要因があり、その数は無限である。『やらない理由』を無限に考える人間の考え付きそうなことだ。自分が『善である』と認識さえすればいいのだ。そういう強い気持ちが、『悪』に傾くことを阻止する。

 

ドストエフスキーは言った。

 

聖書における『ヘブライ人の手紙』には、『父が子供を叱るとき』について、こう書いてある。

『神が自分の聖性を子に与えようとしているのだ』

 

つまり人間には『聖性と魔性』の両面がある。

 

 

 

その内、父が子を叱った場所には『愛(聖性)』が宿り、『魔が刺した』人間には『罪(魔性)』が宿っていることになる。だとしたら、見えて来るのは『聖性を優位にし、魔性を劣位にする』ということで、そこにあるのは、魔性と聖性の真剣勝負である。

 

更に言えば、昨今一部の狂信者が世界を騒がせているが、イスラム教における『ジ・ハード(聖戦)』とは、何も人を惨殺することを許可する、という凶悪な概念ではない。『神の為に奮闘する』ことを意味し、つまり、その『神』というものは、しばしば『愛、真理』と『=』であると考えられるわけで、例えば、『人に裏切られ、殺意を覚えた』というとき、そこに現れるのは間違いなく『魔性の疼き』であるわけだが、しかし、それを聖性の力で劣位にさせよう、という『闘い』こそが、この『ジ・ハード(聖戦)』なのである。『悪に傾く要因』の話なら、無限に出来る。しかし重要なのは、『善で在る為に何をすべきか』という、葛藤(闘い)である。

 

 

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