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植村直己『旅の中止は私が自分なりに積み上げてきた実績を、一挙にフイにすることだ。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。

運営者

考察

『いつも前進があるだけだった。失敗したら逃げ道がないと思った。旅の中止は私が自分なりに積み上げてきた実績を、一挙にフイにすることだ。そうしたら自分はもう何をしたらよいかわからなくなる。最初の屈辱の中に戻るだけだ。』

 

しかし植村直己は、その旅の途中で行方不明になって以来、未だ発見されていないのである。イギリスの登山家、ウィンパーは言った。

 

登山における絶対原則は、無理せず途中で引き返すことだ。命あっての物種。身体が資本。生きていればまた何度でもやり直せるのだから、決して、絶対に無理をしてはならない。それだけは、絶対原則として覚えておかなければならない。だが、植村直己はそんなこと、当然のように知っていただろう。そして、この言葉がどんな場面で言われたのかは、定かではないのだ。だとしたら違う見解が出来る。

 

例えば、このたった一度の人生で、ここだと決めて見出した、一本の道。確かに自分の心底が、その道に共鳴したのだ。もう、後戻りはできないし、する必要もない。むしろ、そういう道を歩けたことに、一片の悔いも無い。そういう人間が、最後に取るべき行動は、どういう行動だろうか。そしてその『最後』とは、どんな瞬間なのだろうか。

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

Check

こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。

 

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