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アインシュタイン『理詰めで物事を考えることによって、新しい発見をしたことは、私には一度もない。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。

運営者

考察

エジソンは言う。

 

確かにその通りで、『最後のワンピース』を嵌められないで右往左往している時、他の人間がそのピースを見つけてしまって完成してしまうことはよくある。それは、迷路でも、クイズでも、推理でも、研究でも、全ての探求において、同じ事が言える。

 

では、『99%の努力は必要ない』のだろうか。とんでもない。注目するべきなのは『天才の仕組み』の記事内に書いた、『成長の仕組み』である。確かに、ここで書かれているような『セレンディピティ』、つまり『偶然たる思い付きの発想』は、科学の発展の歴史には欠かせないものである。だが、発見というのは、科学者が常にそのことを考えていたからこそ生まれるのだ。エジソンとアインシュタインが言う事も、同じ的を射ている。

 

アインシュタイン

 

『理詰めで物事を考えることによって、新しい発見をしたことは、私には一度もない。』

 

『新しい発見』というところがポイントだ。『理詰め』というのは、論理的な思考であり、冷静沈着に、今この世にあるものを淡々と整理していき、状況を正しく判断するときに有効な脳の活用方法だ。例えば、『コップの中に許容量以上の水を入れると、水がコップからこぼれる』というように、淡々と『今この世に出ている事実』を整理し、情報処理していく。

 

コップ

 

だが、『新しい発見』をしなければならないのだ。『理詰め』では限界がある。『コップの中に許容量以上の水を入れると、水がコップからこぼれる』ということは最初から存在している事実だから、それを頭で考えたところで、『新しい発見』につながることはない。ということは、『理詰め』以外の何らかの方法をとることが必要になるわけだ。しかし、セレンディピティはまず『理詰め』を徹底的に積み重ねることでしか起こらない現象である。つまり、『理詰め』を軽視していいのではない。そういうことを理解してから、上記の記事を見るべきである。

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

Check

こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。

 

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