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アインシュタイン『信念は、推進力としては役に立つが、調整器としては役に立たない。』

名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!

ふむ…。

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考察

それもそのはず、『信念、理念、信条』とは、『曲げてはならないもの』なのである。つまりそれは、時にどこかと衝突することを意味している。それが強ければ突き破り、弱ければ破壊される。どちらにせよ、『調整』などと、最初からコロコロとその決めた道を変えるような人間には、『信念』などないのである。『役に立たない』と言っているからといって、ここで『信念』を見下すようなことがあってはならない。

 

イギリスの詩人、アレキサンダー・ポープは言った。

 

『理性』が、道を指し示す『羅針盤』なのだ。『信念』は、更にその上を行く強固なものである。だとしたらその道のりのどんな障害があっても突き進む。これこそが『信念』の持つ圧倒的な実力である。この話は、弾み車効果と悪循環の概念を知ると、更に深い境地へと理解が深まるだろう。

 

この『曲げてはならないもの』が、時に人を未踏未達の境地に連れて行ってくれる。例えばガリレオコペルニクスが『地動説』を説くまでは、キリスト教で信じられていた『天動説』が常識だった。

 

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しかし真実は、『地動説』に近かったわけで、

 

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更には、地球も太陽も、宇宙の真ん中ではなかったのだ。しかし、この時代の人間は、『天動説を信じていた(間違った事実を、真実だと勘違いしていた)』のである。

 

ブルーノという修道僧は、このコペルニクスが提唱した地動説を熱烈に支持し、自分が正しいと信じる世界の考え方を広めようといたるところで講演をしたが、これは当時の法王の天動説的常識や、聖書の教えに著しくそむくものだと考えられたので、1600年2月17日、ローマのカムポ・ディ・フィオリという広場で、火あぶりにされてしまった。

 

これに続いてガリレオは、コペルニクスの説の正しさを確信して意見を主張したが、宗教裁判にかけられ、無知な裁判官の前にひざまずかなければならなかった。彼らは『調整』よりも『信念』を選んだ。ブルーノはそれで命を落とした。しかし、その命は決して無駄ではなかった。

 

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