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魯迅『裕福な状態から、生活が苦しい状態へ墜ちていく人があるとすれば、その人はその途中で大てい、世の人の真の姿を見ることができると思う。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

偉人

ふむ…。

運営者

考察

10年ほど前の私だったら、この言葉にそのまま丸呑みにされ、ある種の悲観的な視点を人生に見出していただろう。しかし、今の私は違う。まず見るのは以下の言葉だ。『『中国古典』の教え』の『史記』にはこうある。

『地位が上がったり下がったりすることによって、付き合いの深さが良くわかる』

こちらが調子のいい時は放っておいても人は集まるが、落ち目になると、さっと去っていく。遥か昔から今において、変わることのない愚かな習性である。(中略)『だが、初めからそれが人情だと心得ていれば、人が寄ってきたからといって喜ぶこともないし、去っていったからといって嘆くこともないのである。』

 

そう。最初からそれが人間の実態なのだ。熊は冬眠するだろう。あれと全く同じだ。それについていちいち憂うことがあるだろうか。(熊は冬眠するのか。)と言って終わりだろう。それに、小林多喜二はこう言っている。

 

確かに、金の切れ目が縁の切れ目ということはあるだろう。だが、もしかしたらそこで『真の友人』を垣間見ることが出来るかもしれないのだ。悲観的になっている暇など、人生には一分も無い。

 

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

Check

こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。

 

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