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ロバート・ブラウニング『私は人生を、魂の力を試す材料だと考えている。』

名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!

ふむ…。

運営者

考察

この間、映画『アバター』をもう一度見たが、当時は気づけなかったある概念に、『RAS』が反応した。

 

 

RASとは、『不要な情報をシャットアウトするフィルター』だ。例えば、夜寝るときに、外や家から雑音がする。しかし、それを気にしていたら寝られない。だからそういう雑音を『聞く必要のない音』だと処理して、スルーするのだ。その時に使われるのが、人間の脳内にあるRASというフィルターである。

 

例えば、テレビを買いたいときにはCMで新型テレビについて放映されていたら気になって見るが、そうじゃないときは別に興味がなく、チャンネルを変えることもある。その時に働いているのが、このRASというフィルターなのである。今回『アバター』を見たとき、以前はRASが働いていてスルーしていたある情報、概念、ストーリーに、気づくことが出来たのである。それはこういう言葉だった。

 

『私たちは、エネルギーを借りている状態。死んだらエネルギーをまた大地(エイワ)に返す。』

 

宗教を嫌って生きてきた私にとっては、こんなストーリー『RAS』の対象でしかなかった。しかし私は、『エネルギー不変の法則』というものを知ったのだ。これは宗教でも何でもない為、私の記憶にスッと定着していて、心底から普通に納得する知識だった。

 

木が燃えたら、確かに木の物質的なエネルギーは消える。だが、燃えて気体になった熱エネルギーはそのまま空(宇宙)に放出され、宇宙のエネルギーの総和は、結果として変わらない。その真理を突いたのが、『エネルギー不変の法則』だ。

 

 

それを知った私のRASは、そのアバターのワンシーンのセリフを、『不要な情報』として片づけなかった。

 

(ん?…何かこの言葉の背景には、エネルギー不変の法則が絡んでいそうだなぁ。)

 

さて、ここまで考えた時、ロバート・ブラウニングのこの言葉は、一気に奥が深くなっている。

 

デカルトは言う。

 

我々はこの『一度きりの人生』を、『肉体』を、『環境』を、『意志』でもって衝き動かし、『何か』を成し遂げる。そんな『エネルギーの一つ』なのである。

 

『私は人生を、魂の力を試す材料だと考えている。』

 

与えられた環境や、肉体、そして命の日数は人それぞれ違う。しかし、10代で死んだアンネ・フランク天草四郎、そして人の10倍の速度で老化する奇病を患い、しんでいったとある女性、そして名も知らぬ多くの少年少女たちが確実にこの世を生きたように、命の日数が短いからといって、それはこの世を生きなかったということにはならない。

 

彼らは生きた。彼女らは確実にこの世を生きた。見るべきなのは以下の黄金律だ。

 

『どれだけ生きるかではなく、いかに生きるかが重要なのだ。』

 

どうせ散りゆく運命ならば、まるで夜空に咲き誇り多くの人の心を魅了する、そんな大花火のように誇り高く生きていきたい。

 

大花火

 

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

 

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『どれだけ生きるかではなく、いかに生きるかが重要なのだ。』

『この世には、自分にしか歩けない道がある。その道を歩くのが人生だ。』

『「生きる」ということの本当の意味とは。』