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井植歳男『むしろ、仕事への打ち込みが激しかっただけに、その反作用も人一倍大きかったのではなかろうか。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。

運営者

考察

『60年の半生を振り返ってみると、私はその大半を事業一途に生きてきたと思う。しかし、私とて決して仕事以外に楽しみや喜びを求めなかったわけではない。ときに遊び、また憩うこともあった。むしろ、仕事への打ち込みが激しかっただけに、その反作用も人一倍大きかったのではなかろうか。ひどく凝り性で、何事によらず、すぐに没頭してしまう。』

 

 

メリハリがある人間は、仕事も遊びも本気で出来る人間だ。メリハリがない人間は、その境界線をダラダラ右往左往するから、どちらも中途半端になる。もっと言えば、仕事と遊びの境界線は人為的なものなのだから、最初からワークライフバランスなどない、と言って人生を生きている人間は、その全てで手を抜くことは無い。

 

風呂に入り、食事をして、睡眠を取る。これも一見すると仕事ではないように見えるが、これだって立派な仕事のうちの一つだ。これらをないがしろにして仕事に挑もうものなら、たちまち体調を崩し、あるいは周囲に迷惑をかける結果になる。重要なのは、中途半端にならないこと。しっかりと働き、しっかりと遊び、しっかりと食べ、しっかりと休む。そうして全身全霊で日々を生きれば、あっという間に人生の時間は過ぎ、去り際には悔いのない人生を振り返ることが出来るだろう。

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

Check

こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。

 

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