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クリー族の格言『最後の木が朽ち果て、最後の川が汚染され、最後の魚が獲られたとき、初めて、我々は、お金を食べて生きていけないことに気が付くのだ。』

考察

地球温暖化、生物多様性の喪失、エネルギー資源の枯渇、水資源問題、森林伐採問題。我々人間は、地球のリーダーの様なフリをして、実際は地球にリスクをもたらす脅威となり得る存在である。

 

もちろん、そのことについて真剣に考えている人たちは多い。しかし強制的に考えることを強いられている人も多い。その現状がある以上、我々にはまだ『真剣さ』が足りない証拠なのである。

 

事件が起きてから常識の在り方を見直す。事故が起きてから法整備を見直す。とかく人間はそうやって『後始末』をすることで、人生を模索してきた。しかし、『前始末』は出来ないだろうか。取り返しのつかないことになる前に。

 

この地球を生きていくために、お金を誕生させたのだ。そのお金の為に、地球に住めなくなってしまうことは、本末転倒である。そのことについて、一度じっくり考えるのだ。

 

まずはそれだけで十分だろう。しかし覚えておかなければならない。取り返しのつかないことは、『ある』。

 

しかし、更にこの言葉をよく考えたい。

 

もし、『地球の最後』が、ここで考えるような『人間の失態』ではなく、隕石だとか、そういった外部要因によって引き起こされるとしたらどうだろうか。つまり、地球に住む一切の生命の責任ではなく、外部の要素によって、それが訪れてしまうのだ。

 

隕石

 

だとしたらこの話は意味がなくなってくるだろうか。

 

いや、どちらにせよこの言葉で考えられるのは、『お金よりも大事なものがある』ということについてだ。それを具体的に想像し、理解できる言葉はそう多くはない。

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

 

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