『ヒト』を最適化しよう。

ポール・ニザン『逃げ口はたくさんあった。それにしても、なんと多くのどこへも行きつくことのない門だったことか!』

名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!

ふむ…。

運営者

考察

逃げ道は無限にある。人は、その『逃げ道、やらない言い訳』を見つけさせたら、天下一品だ。無限の可能性を見出すのである。

 

でも、もし、だって、どうせ、

 

シェイクスピアは言う。

 

逃げてもいいが、またすぐに行き止まりになる。引き返してもいいが、またすぐに引き返すことになる。それはまるで迷路のように、引き返し、逃げ、先延ばしにする者は、出口のない永遠の無限ループをひた迷うことになるだろう。

 

迷路

 

私の部下にもそういう人間がいて、いつまでも、どこまでも逃げ続け、誤魔化し、偽り、欺き、隠蔽し、

 

僕は一生現実逃避をして生きていきます。

 

という信じられないようなことを口にすることもあった。私は当然言った。

 

時間が無駄になるだけだ。俺の部下である限り、絶対にやることになる。それがわかったら、俺だったら今すぐやるな。俺が引くか、お前が引くかの二択であれば、俺が引くことには、絶対にならない。それは、俺が正しいからということではない。

俺が言っていること』が正しい

…のだ。時間を無駄にするな。別に無駄にしてもいいが、後で後悔するなよ。

 

しかし部下は、実に6年以上の時間をかけて、どうにかこうにか誤魔化しを続けた。決断する勇気もない。かといって自殺する勇気もない。ただただ誤魔化し、楽な選択肢を取り、先延ばしにし、生き長らえる人生を、送り続けてしまった。

 

生き長らえる

 

しかし、本当にほんのわずかだが、断固として私が退路を断ったことで、前を向き始めているという、決定的な事実がある。ちょうど昨日も、久々に見た『主体性』に、判を押したところだ。

 

逃げたい気持ちも、楽をしたい気持ちも、先延ばしにしたい気持ちも、わかっているに決まっている。そんな気持ち、小学生の頃だったら皆あっただろう。だが、我々はもう、小学生ではないのだ。ピーターパンシンドロームではないのだ。

 

ロバート・ルイス・スティーブンソンは言った。

 

追記:この記事から4年、ちなみにこの部下は入社して10年が経ったわけだが、この頃よりも状況は悪化している。ここで見た主体性は、確かに今でもわずかに確認することはできるが、まず、社会不適合者なのである。

 

遅刻をするのだ。毎回のように。そして、毎朝謝罪するところから始まる。一体10年会社にいて毎日のように遅刻をし続ける人間がどこにいるだろうか。会社を辞めたいわけでもないし、迷惑をかけるつもりもないと本人は言う。

 

迷惑

 

しかし、子供を育てたいという漠然とした目標はあるが、それを育てるためのお金も知識も教養も常識も身につけず、もちろんパートナーも見つけることなく、この10年をドブに捨ててしまっているのだ。もちろん、わずかでも成長しているだろう。だが、それでも毎日遅刻をし続ける姿を見て、私は『成長している』と言うことはなかなかできない。

 

『逃げ口はたくさんあった。それにしても、なんと多くのどこへも行きつくことのない門だったことか!』

 

彼はありとあらゆる逃げ道を見つけては、その場しのぎをして今日まで生きてきた。そして、取るに足らない人物に成り下がり、会社での評価も最低をつけている。彼が人生をやり直すにはたった一つの選択肢しかない。『通るべき道』を通る覚悟をし、その道を通ることだ。それ以外には彼の更生はあり得ない。

 

ブッダは言った。

 

ブッダ

 

『機会は平等に。処遇は公正に。』

 

彼にはいつでもその道を通る権利が与えられている。だが、勇気を振り絞ってその道を実際に通っている人と彼とを同じ評価にすることはできないのだ。

 

 

 

 

MEMO
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運営者 一瀬雄治(Yuji ichise.)の半生

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