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プラトン『あなたの悲哀がいかに大きくても、世間の同情を乞おうとしてはならない。なぜなら、同情の中には軽蔑の念が含まれているからだ。』

名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!

ふむ…。

運営者

考察

この世にはパラドクス(逆説)がある。何のことは無い。『損して得取れ』という様な話だ。損を(覚悟)したつもりが、結局得をした。無私を貫いたつもりが、結局満たされたしまった。『金の斧銀の斧』然り、この世にはそういうパラドクスたる話があちこちにあるはずである。つまり、だとしたらその逆もある。その逆のパラドクスもあるのだ。『得取るつもりが損をした』というパラドクスである。それも『金の斧銀の斧』の話の中の、範囲内である。

 

周囲の同情を誘おうとする行為も同じことだ。かつての私もそうだし、私の部下にも、『THE・同情誘い』の様な典型の人間がいるが、今は、私の絶対的な強度の指導を6年半続けている延長線上の為、かつてほどひどくはないが、かつては『ひどい』の一言である。何かがあればすぐに被害者ヅラをし、『兄が事故死して可愛そうな人間』に浸りだし、死んだ兄の命を盾に浸かってやりたい放題にやる、クズだった。

 

私がそんなクズを許すわけがない。自分の部下ならなおのことだ。木刀の柄の部分で頭をかち割る寸前までいったこともある。そんなこと、男同士の教育の中では、当然である。彼がやっていたのは、その制裁に値する行為だ。自分の命と死んだ兄の命の冒涜、上司であり教師でもある私への背信、産んで育てた親や、将来の自分の子々孫々への侮辱、会社を通してのお客への無礼、彼が、その甘えきった人格を矯正しないことは、極めて致命的な人間の失態である。

 

私もかつて、いやつい最近まで、家族に長い間キリスト教徒になることを強要され続けた。その強要がピークだった頃、当然私はその哀れな状況を盾にし、責任転嫁と周囲への同情を求める日々を続けた。

 

 

しかし、周囲は『甘えだ』と口を揃えた。だが、かといってその親の言いなりになり、心が求めてもいないのにクリスチャンになることは、絶対に違うと、固く、固く、心を閉ざしていった。

 

それから極めて波乱万丈な時間が流れた。そして私はその中で、どうしても『今までの自分の行動ではない行動』を求められた。私がまず最初に選んだのは、『自分の心に目を向ける』ことだった。そしてそれが出来れば、こう考えるのにも時間はかからなかった。

 

『自分の身の回りで起きていることは、全て自分の責任である。』

 

それを認めてからの周囲の評価は、面白いように変わった。同情され、あるいはその心構えを称賛されるようになった。しかし、私はそれら一切の外部要因に酔いしれ、自惚れないよう努めた。すると、更にその好循環は続いた。

 

私は人生の最深部で、そういうパラドクスを見て、そして得た。私はそれを知った以上、絶対にそれを理解するまで、対象者に教えることになるだろう。それが指導者としての当然の責任だからだ。この世にはパラドクスがある。それに気づけるかどうかが問われている。

 

 

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

 

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