偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
運営者
考察
マルクスは言った。
彼らの言葉を滞りなく受け止めることが出来るなら、この問題は一発で解決である。しかし、それがなかなかできないのが人間という生き物である。臨済宗の祖、栄西は言った。
意味はこうだ。
『人間の心は広大だ。天空の高さには圧倒されるが、心はその高さをも超えることができる。大地の厚さはとてつもないものだが、心はその厚さをも超えることができる。太陽や月の光は厳かで秀麗だが、心の輝きはその光をも凌駕することが出来る。そして、この宇宙は果てしないものだが、心は宇宙を越えて無限である。』
つまり、人間の心は宇宙よりも甚大な規模なのだ。その甚大な規模の心が生み出すものの規模もまた、計り知れないものがある。例えば、ガリレオとコペルニクスが『地動説』を説くまでは、キリスト教で信じられていた『天動説』が常識だった。
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しかし真実は、『地動説』に近かったわけで、
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更には、地球も太陽も、宇宙の真ん中ではなかったのだ。しかし、この時代の人間は、『天動説を信じていた(間違った事実を、真実だと勘違いしていた)』のである。そしてそれを否定したガリレオは、キリスト教徒から白い目で見られた。
これらの事実を、どう解釈するだろうか。これでもまだ、現在における人間が認識している概念が、全て、真理と等しいものであると断言できるだろうか。出来ないのであれば、フォイエルバッハやマルクスの言葉も、覆されない。もちろん、彼らが正しい意見を言っているかどうかも、断言されない。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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