偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
運営者
考察
『真面目』、『愚直』なのはいいが、『意固地』、『頑迷』であることは、時に害を及ぼす。それは健康的な問題もそうだし、そのうえで発生する仕事、人間関係を含めた全ての問題においてもそうだ。
高杉晋作は言った。
あるいは、ニーチェは言った。
我々は『真面目』かつ『責任感』がある故に、地球のリーダーである。しかしそれだけに、受けるストレスやダメージの量も桁が違う。それならば、時には息抜きをせねばならない。それはさしずめ、『命の洗濯』である。
洗濯しない洋服がどうなるかは想像にた易い。命とて、同じことだ。自分だけではなく、周囲の人の為にも、洗濯はしよう。
『「真面目になる」ということは、しばしば「憂鬱になる」ということの外の、何のいい意味でもありはしない。』
この言葉を受けたからと言って、
『じゃあ真面目になるのはやめよう』
と考えるのは早計である。
ドストエフスキーはこう言い
トーマス・マンは言った。
苦しみ、憂い、悩み、打ちひしがれる。それはその人が、『真面目』だからである。真面目だから目の前にある真実を、見て見ぬふりできないだけなのだ。
私はうつ病の勉強もしている。確かに、うつ病になるのは『真面目で神経質な人』である。しかし、『真面目』、『愚直』なのはいいが、『意固地』、『頑迷』であることはいけないと言っているように、うつ病になるのは後者なのである。したがって、今回出揃った言葉を総括してまとめるならばこうなる。
『いい加減ではなく、良い加減で生きていこう。真面目なのは素晴らしいことだ。人に誇れることだ。だが、柔軟性を忘れて意固地になってはならない。そもそもが流動変化しているのがこの世の中だ。それを忘れて凝り固まったとき、そこにいるのは頑迷な人である。頑固なのはいい。人に誇れることだ。だが、意固地で頑迷であると、真理を見出すことはできない。』
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。
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