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アリストテレス『“垣根”は相手がつくっているのではなく、自分がつくっている。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。

運営者

考察

例えば人間一人一人を『異なった形の歯車』と考えた場合、

 

(どうしても噛み合いそうにない)

 

と思う、ある歯車に出会うことがある。しかし、『では噛み合う歯車とは?』という疑問が頭に浮かんだとき、例えば我々は、今親しくしている友人や恋人等のことを思い浮かべるが、では、なぜその友人との間に確執が起こり、その恋人と別れてしまったのか?急に歯車の形が変わった?それは考えにくい。では、こういう考え方ならどうだ。

 

『潤滑油を塗らなくなった』。

 

社交辞令、礼儀、信頼、尊敬、畏怖、盲信、過信、錯覚、我々という『異なった歯車』がかみ合っていたのは最初から、これらの『潤滑油』のおかげだったのである。そう考えると、なに、大したことではない。『垣根』も、自分で作っているだけだ。カギは『潤滑油』にある。

 

潤滑油

 

松下幸之助は言った。

 

松下幸之助が言うのは『礼儀作法』だ。だからもしその相手とうまくかみ合わないと思うなら、礼儀作法が間違っていると考えた方がいい。どんなに人に『扱いにくい』と思われている人も、とある社交的な人間が、ひょいっとその人の懐に入り、意気投合することがある。それはその人間が、『扱いにくい』と定めたその他大勢の人とは、一線を画す考え方を持っていたからだ。

 

なぜ勝手に『扱いにくい』と定めてしまったのか。言い返されたからか。あるいは、いつも機嫌が悪いところを見ているからか。はたまた、いつも無口で、つかみどころがない様子を目にしているからか。どちらにせよその人間は、そういう色眼鏡でその人を見なかった。その人間がその人の性格を熟知していたか、たまたま意気投合したかはわからないが、どちらにせよ『何らかの潤滑油』、あるいは『こちらの歯車の形次第』では、その相手と意気投合できたのだ。

 

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MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

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こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。

 

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