偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
運営者
考察
トルストイは言う。
まずこの時点で、トルストイと有島武郎の意見は一致した。惜しみなく与えるのだ。それが愛である。しかし、その次が問題だ。『愛の本体は惜しみなく奪う』。それはどうだろうか。ハーバードで学んで、クリスチャンでもあった有島のこの言葉は、確かに軽はずみなものではないことは想像にた易いが、しかし、『奪う』のであればそもそもそれは『愛ではない』ということになりそうだ。
トルストイはこうも言った。
やはり、愛の本質は、奪うものではなく、没我であり、与えるものである。だが、私がこの世に息をした1000人の偉人、その中にはもちろん、
孔子、
ブッダ、
キリスト、
も含まれているわけだが、彼らの言葉と真剣に向き合っていて、見えて来た図式がある。それは、
『愛=神=真理』
という図式である。もしそうだとしたら、有島武郎の言う通りだ。何しろ、天災で奪われた多くの命が、それを物語っているのだから。
ダリは言った。
しかしそうなるとその『奪う』も『残酷』も、全て『人間の感想』であり、本来は、別に奪われてもいないし、救われたのかもしれない。その答えは、神のみぞ知る。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。
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