偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
偉人
運営者
考察
これがもしこういう言い回しだったら、話が真逆になっていた。
『自分が持っている人生を得るためには、自分が計画した人生を捨てる気持ちがなければならない。』
を待っている、
が持っている、
この差で意味が真逆になる。つまり、もし『が持っている』の方であれば、今まさに、その人生を持っているわけだ。だからもう話は終わりなのである。しかし、その人生をキープしたいと思うなら、『計画した人生』を捨てなければならない。
例えばニートが居て、その生活にひどく居心地の良さを感じていたとする。それは今まさに、『持っている人生』だ。だが、実は心底の部分で(このままでは確かにやばいよなあ)などと思っていて、親友や家族なんかと一緒に『今の生活を打破する計画』を立てた。それが『計画した人生』である。この場合、もし『今持っている方の人生』にしがみつきたいのであれば、『計画した人生』のシナリオの方を、捨てる必要がある。それさえ捨てれば、今のニート生活は、変えないで済むのである。
さて、ここまで考えればもうわかると思うが、ジョーゼフ・キャンベルの言葉は、その逆で考えればいい。『自分を待っている人生』とは、一体どういう人生なのだろうか。今、送っている人生なのだろうか。それとも。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。
🧭『38の黄金律』へ
※『38の黄金律』は、有料コンテンツとしてより深い考察をお届けしています。
🔎 名言の背景にある“思想の源流”を探る
※『黄金律』以外の知的コンテンツのほとんどは無料です。