偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
運営者
考察
つまり、『充実=幸福』なのだ。幸福は結果論なのである。
太宰治は言う。
あるいは、トルストイは言う。
お金=幸福。そう思う人は大勢いるが、それが違うということを知っている人は、お金で救えなかった命や、買えなかったものを知った人と、実際にお金を持っている人である。世界一の投資家、ウォーレン・バフェットもこう言っている。
『幸せと金は別物である。』
それは決して、『=』という図式にはならないことを知らなければならない。ただし、確かにそのお金で牛丼を買い、空腹のお腹にそれを流し込むとき、我々は(幸せだ)と感じている。だが、それでも『=』という図式にはならない。そうではなく、満たされたから幸せを感じたのである。『ドーパミン』だ。脳内に湧き出る、報酬系物質が、その(幸せだ)の正体であり、それが放出されるのは往々にして、『満たされたとき』なのである。ここにある『右のメーター』が、
『左のメーター』にまでグンと増えた。そのとき(枯渇している状態から充満したとき)人の脳内には、『ドーパミン(報酬系物質)』が放出され、快楽を感じるようになっているのである。なるほど、ここまで考えると、見えて来るものがあるはずである。人間は、充実(充満)すると、(幸せだなあ)と感じるのだ。
つまり、『お金=幸福』なのではなく、そのお金で、何かを買い、そしてそれが自分の中で『枯渇しているもの』であれば、それがその物によって『充満』し、『ドーパミン(幸せだと感じる脳内物質)』が出る。だとすると、サン・テグジュペリの言う通りだ。お金がなくても幸せな人はたくさんいるわけで、カギは、『充実(充満)』である。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。
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