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キケロ『神によって与えられた人生は短いものだが、楽しく過ごした人生の記憶は永遠である。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。

運営者

考察

ある時、バイク事故で瀕死の体験をした、北野武はこう言っていた。

『脳って怖いよね。ふと目覚めたらさ、目の前が病院ってことがあるんだもん。周りで時間は経ってるけど、自分の脳は気を失って、気づいたら急に病院だからね。俺はたまに思うんだけど、もしかしたらこれも夢なんじゃないかなって。何が現実なのかわかんなくなるときがある。もしかしたら今も病院にいてさ、目を開けたらいつもそこが病院なんじゃないかっていう。だから今でも寝てるときは、薄目を開けて確認するときがあるよ。(ああ、病院じゃないんだ)って。』

 

 

キケロの言葉を考えた時に、ふと北野武のこの言葉を思い出した。有限である生命に与えられた時間と、自分の脳で感じている感覚が違う。自分はいずれ死ぬのかもしれないけど、脳には、今まで楽しかった思い出や、焼き付いている楽しい印象があって、それが失われることがなく、もしかしたら自分の命も、このままずっと続いていくんじゃないかという、そういう錯覚を覚えるのである。

 

我々すべての生命は、いずれ必ず、間違いなく終わりを迎える。その時に、少しでも脳裏に焼き付く情報があるなら、それは、命を使い切ったことになるのかもしれない。自分の人生の最後に上映される、走馬灯。その映画を最高のものにする為に、今日も明日も、命を燃やして、多くの素晴らしい経験をしていきたい。

 

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

Check

こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。

 

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