偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
運営者
考察
『幕末・明治時代の臨済宗の禅僧に今北洪川(いまきたこうぜん)という人がいました。この人の言葉に「百萬経典(ひゃくまんきょうてん)日下(にっか)の灯(とう)」という言葉があります。百万本の経典を読んで勉強しても、ただ頭の中に知識として持っているだけで活動しなければ、太陽の下のろうそくの火にすぎない。つまり、役に立たないことです。』
キケロはこう言い、
中国の王陽明が、
と言って、『知行合一』の重要性を説いたように、知っていても、行動に移さなければ、それは『知っている』ことにはならないわけである。この様な事実から、自分がどのような人間になればいいかが浮き彫りになるわけだが、まさか、これを受けた上でも『頭でっかち』や、『口だけ人間』に成り下がろうと言う人はいないだろう。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。
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絶望名人部下
『絶望名人カフカ 希望名人ゲーテ』という本があり、『ちびまる子ちゃん』には『いつも前向き、山田君』と『いつも下向き、藤木君』がいますが、私はいわば『ゲーテかつ山田君』であり、私の20年来の部下は『カフカかつ藤木君』です。そのような人から見るとこの名言はどう見えるでしょうか。
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もう一つの内省
何か失敗や後悔をしたときに、どう行動すればいいのかを頭では分かっているつもりでも、実際の行動はその考えとは違う、自分にとって楽な選択肢を選んでしまう。実際は楽な選択ではなく、頭に浮かんだやった方がいいと思った選択が正しいことなのに、染み付いた考え方が改善しなければそのダメな選択をしてしまう。楽に逃げる意識が少しでも頭に残っている間は、この思考と選択のズレを強制することは難しくなってしまう。まず、このズレを認識することと、実際に行動した時の周りの反応について考えることが、意識の強制につながっていく。