偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
運営者
考察
ヘンリー・デイヴィッド・ソローの師であり友人でも会ったエマーソン。彼のこの言葉もまた、私の人生を力強く勇気づけた言葉の一つだ。生涯忘れることは無いだろう。
Pythagoras was misunderstood, and Socrates and Jesus, and Luther, and Copernicus, and Galileo, and Newton, and every pure and wise spirit that ever took flesh. To be great is to be misunderstood….
(誤解されるのはそんなに悪いことだろうか。ピタゴラスは誤解された。 ソクラテス、イエス、ルター、コペルニクス、ガリレオ、 そして、ニュートンも誤解された。古今のあらゆる清純で賢明な魂も誤解を受けた。 偉大であるということは誤解されるということだ。)
例えば『バブル』の時、浮足立つ周囲の人間に、夜遊びや不動産の購入を誘われた。 だが断った。むしろ
と忠告をした。すると、こう言われた。
そしてバブルは弾け、生き残ったのは誘いを断り、友として忠告をした男ただ一人だった。偉大であるということは、誤解されるということだ。
ちなみに言うと、『四聖』に数えられる、
孔子、
ブッダ、
キリスト、
彼らは皆『誤解』されている。孔子は、今でこそ中国を代表する大学者や聖人とされているが、同時代人の多くからは、出来もしないことをしようとしている身の程知らずや物好き扱いされていた(憲門第十四-四十)。ソクラテスとキリストは、無実の罪なのに冤罪を着せられ処刑されている。ブッダも、バラモン教(現ヒンズー教)のカースト制度を否定したことで、バラモン教司祭の強い反感を買い、嫌がらせをされていたのである。
ゲーテは言った。
彼らはつまり、偉大であるからこそ見極めた景色が複雑であり、凡人たちの理解が及ばないのだ。したがってそこに生まれるのは『誤解』である。理解できないからそれぞれがそれを曲解して、間違った解釈をするということだ。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。
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