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岩崎俊彌『易きになじまず難きにつく。』

岩崎俊彌


日本実業家 岩崎俊彌画像


三菱財閥2代目当主・岩崎弥之助の次男であり、三菱の創始者、岩崎彌太郎の甥である。

 

生易しい道を歩くよりも、険しい道を歩く。そっちの方が、最も見晴らしのいい場所でこの世の圧巻な絶景を見渡せる。そりゃあ、簡単な道を歩いた方が怪我をしない確率は高い。だが、『落石』の可能性は、実は両方一緒なのだ。それを防ぐことは、人間にはできない。人間は最初から、無知で無力な存在なのだ。

 

落石

 

それを認めたうえで、『意地』を見せてみせる。それが、難易度の高い道を選択する人間の、矜持である。現在のAGC(旭硝子)の石村和彦社長も、そういう道の選択を迫られたことがある。(楽な道に)乗るか、反るかという選択肢である。

 

液晶ガラスの研磨機の設計を任されたが、1年間成果がなかったため大いに悩んだ。 そんな時、当時のライバル企業である『コーニング』が、液晶ガラスの製造法をいち早く確立してしまったのだ。しかし、旭硝子は、それに乗らなかった。独自の技術を開発することを選択したのだ。『反った』のである。

 

ガラスの製造や研磨など、様々なテーマを突き付けられた。来る日も来る日も、試練の毎日だった。しかし、最後に勝ったのは『執念』だった。その『執念』が、周りの人間を動かし、結果を出すことに成功したのである。

 

こういう勝負は普通、リソース(ヒト、モノ、カネ)が豊潤な企業が生き残る。一年も結果が出せない部署に、会社は資金を費やすことは、非合理的である。そんな中、『執念』で勝ち星を挙げた。それも大きな大きな勝ち星である。

 

何しろ、『易きになじまず、難きについた』のだ。見える景色は、絶景である。

 

ソクラテスは言った。

『大きな湖も少しずれた高い丘から見ると、その形がわかるように、この裁判も少しずれたところから眺めると、真実が見える。』

 

“ナスカの地上絵は、上空からしかその概要を把握できない”ように見る景色を変えると、見えて来る新しい景色がある。

 

(その景色を見ずして死ねるものか)

 

それこそが、冒頭で挙げた『意地を見せる人間の矜持』である。今、旭硝子がガラス業界でトップに君臨できているのは、創業者からの熱き教えが、根幹に根付いてるからに他ならない。

 

『三笠山に登る一歩、富士山に登る一歩、同じ一歩でも覚悟が違う。どこまで行くつもりか、どこまで登るつもりか、目標が、その日その日を支配する。』

 

あなたは今日、『どんな一歩』を踏むつもりだろうか。

 

一歩

 

 

※この文章は全てオーナー独自の『名言を通した見解』です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

著者:一瀬雄治 (Yuji Ichise)

 

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