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ヒルティ『人生のおいて最も絶えがたいことは悪天候が続くことではなく、雲一つ無い晴天が続くことである。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。

運営者

考察

人間は『慣れ』てしまうものだ。だから大好きな焼肉も、連続で食べるなら3日目にはもう飽きている。ルーチン(単調)な仕事や生活もそうだが、人間は、たとえあんなにも心が躍る花火大会ですら、毎日続くなら、それに対する価値を落としてしまう。

 

花火

 

『水』はどうだ。

 

毎日たらふく水が飲める環境にいる人と、衛生面の悪い泥水を汲みに、裸足で長距離を歩くことを強いられる人とでは、『水』に対する価値観は違う。だがもちろん、そんな彼らも立場が逆転すれば、水を飲めることなど当たり前だと思いこんでしまう様になるだろう。

 

それでは、『悪天候が続く』こともまた、『慣れ』てしまわないのだろうか。なぜ悪天候より、『青天』の方が、続いてしまうことが苦痛なのだろうか。

 

それは『希望』である。前述したように、人間の『絶望』には『希望』がある。『喉が渇く』から『水分が欲しい』のだ。

 

水分を欲している状態は、希望を抱いている。明日を夢見て、ロマンを抱いて、明日が今日よりもきっといい日だと言い聞かせ、日々を生きていける。

 

しかし、順風満帆な日々が続くとどうだ。水もいらない。食事もいらない。むしろ過剰に摂れば、身体を壊すだけだ。

 

山頂に着いて喜ぶのは一瞬だ。人生が一番スリリングなのは、むしろ登山の最中なのである。

 

吉川栄治は言う。

 

これでわかっただろう。

 

今、試練に直面している?『それこそが、人生』だ。

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

必見

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