名言を自分のものにする

広告

名言

 

 

 >  >  >

 

宮崎駿『僕は本当のことを言いまして、あんまりメッセージ性っていうので映画をつくってはいなくて、もっと俗っぽいところで「わはは」と言いながら、本当はつくりたいなと思ってる人間ですから。』

宮崎駿


日本アニメーター 宮崎駿画像

 

名言の意味を考えて、偉人の知恵を自分のものにしよう!



 

 

考察


『僕は本当のことを言いまして、あんまりメッセージ性っていうので映画をつくってはいなくて、もっと俗っぽいところで「わはは」と言いながら、本当はつくりたいなと思ってる人間ですから。もちろん真面目なものは真面目につくんなきゃいけないと思ってますし、子供のために作りたいとは思ってるんですけど。』

 

宮崎駿が引退会見で言ったのは、

『この世界は生きていくに値するんだってことを子供に伝えることが、根幹に無ければならないと思って今までやってきました。』

 

というものだった。

 

 

 

  • 関連ページ▼
  •  

    スポンサーリンク

     

    宮崎駿の言葉を自分のものにする



    私は個人的に、宮崎駿作品の大ファンである。しかしこうした内省記事を書くときは、誰一人としてえこひいきの対象にするつもりはないため、思う感想を素直に書くが、彼の言葉を今までずっと聞いていると、どうも話が二転三転することが多い。

     

    『メッセージ性はない』と言ったり、『子供の為にメッセージを送りたかった』と言ったり、引退すると言ったり、しないと言ったり。

     

    どう考えたって、『ナウシカ』や『もののけ姫』に込められているのはメッセージ性だ。人と自然は共生して生きていくべきだ、とか、人間本位に成り下がってはいけない、とか、私はそういうメッセージを確かに受け止めて、WWF(世界自然保護基金)も、そんな『メッセージ』をバックアップするかのように、ナウシカという作品を推薦したのだ。

     

     

    しかし私は彼が哲学者だということを知っている。自分では、

    『私は思想家じゃないんです。文化人でもないんです。町工場のおやじだと思ってるんです。』

     

    と言うが、若かりし頃の宮崎駿の言葉のチョイスは、哲学者そのものだった。ということは、彼は彼なりにある種の哲学を持っていると推測することが出来る。

     

    『美学』だ。『深い』のである。

     

    例えば『もののけ姫』で、アシタカがカヤから貰った『大切な玉の小刀』。あれをあの後、サン(もののけ姫)にあげてしまうだろう。あれを表層的に見た現代人が、『カヤから貰った大切な物を、どうして他人にあげるんだ』と解釈するのは当然。

     

    しかし実は、当時の考え方なら、『あの行為は普通』なのだ。別に問題にはならない。詳しい参照元は今見当たらないが、その時代、大切な物は、自分が大切な人だと思った人に渡すのが当たり前だった。それで(どうして)という発想がなかったのだ。

     

    あるいは、その前にアシタカが呪いを受け、村を出るために長い髪を切ったその時、後ろの方で年老いた町民の一人が頭を抱えて下を向くシーンがあるが、別に現代の人はこのカヤの小刀の件とは逆で、(髪を切ったくらいでなんで泣いてるの?)ということになり、対して気にも留めていないはずなのだ。

     


    そういう風に、深いが、いちいち説明しないのがジブリ流で、事実、スタジオジブリ、プロデューサーの鈴木敏夫もこう言っている。

    『別に全部をわかりやすく表現する必要はない。全部を理解させる必要はない。わかんないところがあっていいんです。』

     

    そう考えると私は、彼らスタジオジブリの基盤を作り上げた中心人物たちは、『常としていちいち深い』と見るのが妥当であると判断するのである。二転三転させたり、『ファンタジーは創らない』と言ったりする『表層』の、隠された『水面下』には、常としていちいち深い、美学、哲学が隠されていると私は考えている。

     

     

     

     

    ※この文章は全てオーナー独自の『名言を通した見解』です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

    著者:一瀬雄治 (Yuji Ichise)

     

    シェア

     

    スポンサーリンク
    『Inquiry.』のサイトオーナーとして知性あるつぶやきをするよう心がけます。また、1,000本の映画を観てきた人間として、最新映画の感想をネタバレなしでつぶやきます。

     

    関連する黄金律

    黄金律

    この言葉に関連する『38の黄金律』。この名言と同じ的を射た他の名言があります。

     

     

     

    10.『どれだけ生きるかではなく、いかに生きるかが重要なのだ。

    生命が、その命を度外視してなし得ることは、尊い。


    >>続きを見る

     

    11.『この世には、自分にしか歩けない道がある。その道を歩くのが人生だ。

    自分のこの命を何と心得る。この広漠とした果てしない宇宙、過去、未来永劫という甚大な規模において、唯一無二なのだ。


    >>続きを見る

     

    12.『『生きる』ということの本当の意味とは。

    『生きる』というのは命の躍動だ。命の浪費ではない。


    >>続きを見る

     

     

    関連する記事

    黄金律

    『人生は儚い。だが、だからといってそれがくよくよと下を向いて生きていく理由にはならない。儚いからこそ尊いのだ。』

     

    黄金律

    『我々は『たった一度の人生を生きている』のだ。』

     

     

    黄金律

    『よいお年を?違う。悔いのない人生を。』

     

     

    黄金律

    『このたった一度の人生で、悔いが残らないと心底から思える道を知っているのは、この世でたった一人だ。』

     

    黄金律

    『この世に決まったレールなど最初からない。あるのは地球だ。そして命の日数だ。その中でどう生きるかだけだ。』

     

    黄金律

    『我々は、老年になる為に生きているのではない。命を使い切る為に生まれたのだ。』

     

     

     

     

    宮崎駿『僕は本当のことを言いまして、あんまりメッセージ性っていうので映画をつくってはいなくて、もっと俗っぽいところで「わはは」と言いながら、本当はつくりたいなと思ってる人間ですから。』


    スポンサーリンク

     

    当サイト最重要記事

    黄金律

    8,000の名言から浮かび上がった38の黄金律』

     

    黄金律

    『8,000の名言から浮かび上がった54の言葉』

     

     

    偉人の名前や名言を検索

     

    おすすめ関連記事

     

     

    ↑ページの上部へ

     

     

    同じ人物の名言


    『地球のことを考えたら本当は人間なんていない方がいいんだ。』

     

    『伝道の書に書かれてる突き抜けたニヒリズムっていうのは読んでてちょっと元気が出ました。』

     

    『本当にこのままのやり方でつくり続けるなら、ちゃんと待遇をしなきゃいけないなっていう。だけど、ちゃんとし待遇をすると絶対生産性が悪くなる。』

     

    『本当に愚かで、描くにも値しない人間を、僕らは苦労して描く必要はないですよ!』

     

    『自分が善良な人間だから、善良な映画をつくるんじゃないですよ。自分がくだらない人間だと思ってるから、善良な映画をつくりたいと思うんです。』

     

    『世の中に良いことってのは、めんどくさいんだよ。』

     

    『次があるとかないとかっていう話はもういいですよ。それに関しては、天命だと思ってますから。』

     

    『結局、 趣味持ってる奴は駄目ですね。全部アニメーションに 吸い取られてしまった人間でないと。』

     

    『才能とは、情熱を持続させる能力のこと。』

     

    『自分で、すぐ自分を許せる人間は、大した仕事をやらない。』

     

    『理想を失わない現実主義者にならないといけないんです。理想のない現実主義者ならいくらでもいるんですよ。』

     



    広告

     

    ↑ PAGE TOP