偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
偉人
運営者
考察
『影響力の武器』にある『返報性の原理』の威力は、甚大である。例えば、マクドナルドが以前『無料コーヒー』で集客に成功し、クロスセルでもって結果、売り上げの増大を成し遂げたが、そこにもこの返報性の原理が働いているのである。人は、『親切にされたら、お返しがしたい』のである。しかしもちろん、ジョン・ワナメーカーが言う様に、『正直に試みる』かどうかがポイントである。どうも『胡散臭い』ならダメだ。それもまた、人は見破る。
かつて私は、運転したときに、酒が残っていて、検問に引っかかってしまった。当時はまだ20代も前半で、『いつもの癖』が抜けず、その時私は、警官に居直ってしまった。すると警官が、
警官
と、淡々と国家権力を武器に鎮静しようとしたのを見て私は、(無駄な抵抗だな)と悟り、こう言った。
私
すると驚いたことに、警官がこう言ったのだ。
警官
そう言って、私はおとがめなしだったのである。私が本当に休んでいたこと。彼らの『自己の重要感』が満たされたこと。そして何より、私が罪を認め、反省したこと。これらの条件がそろったことで、その事実は起きたのである。警官を忌み嫌うそれまでの半生だったが、(正直に生きると、良いことあるかもしれないな。)意固地な私にそう思わせた、一つの出来事だった。それは、私が真実を都合の良いように歪曲させ、自分の思い通りに事を運ばせようという傲慢不遜な考え方だったら、決して起こり得ない現象だった。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
当サイトにある500人の偉人の8000の名言。なぜ『1万』じゃないのか。それは『内省の後半になるにつれ、同じ的を射る言葉が増えた』からです。そしてそれらの真理は、『38の黄金知』としてまとめました。人間が生きる以上未来永劫廃れることのないこの情報を、決してお見逃しなく。
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