偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
運営者
考察
そもそも『学ぶ』という言葉の語源は『真似ぶ』である。親や先生の言うことを真似して、自分のものにしていくのである。従って、スポーツだろうが武道だろうが、まずは最初に師範の真似をする。そしてそれを徐々に自分のものとしていき、応用の際に、自分の個性が出るのだ。『守破離』だ。まずは徹底的に基本の教えを『守』る。
そしてそれを『破』って殻を破ってぐるりと見渡すと、更に新たな見解が持てて、
殻を飛び出し、基本を『離』れたとき、いよいよそこから『新世界』が始まる。
そこにあるのは独創性だ。注意したいのは、この守破離の段階を確実に踏むべきであるということ。鳥嶋和彦(元ジャンプ編集長)は、『ドラゴンボール』作者、鳥山明についてこう言っている。
『基本的な絵の勉強を漫画ではなく、デザイン画などから学んでいるため、バランス感覚が優れている。』
ジョージ・ルーカスはこう言い、
『彼のイラストを見た時は驚いたよ。素晴らしい。本当に日本人が描いた絵なのかと思った。』
ジェームズ・キャメロンもこう言ったが、
『鳥山明のファンなんだ。彼の絵を見るとワクワクするんだ。』
鳥山明が、あれほどまでに群を抜いて独走出来たのは、彼が圧倒的な基礎を構築した時期があるからだ。それが後の鳥山明の独創性に繋がっているのである。そもそも、まず基本がどのようなものであるかを把握しなければ、そこを打破して、離れることなど出来ない。離れ業をやっていると思い込んでも、実はそれは基本の動きであるという可能性もある。
まずは既存の要素が何であるかを徹底的に理解すれば、
『じゃあ、ここには赤、青、紫、黒なんかが無いわけだな』
という『独創性への道』が見えてくるわけだ。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。
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『この世には、自分にしか歩けない道がある。その道を歩くのが人生だ。』