偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
運営者
考察
『自己評価が高くても、顧客の満足を得られなければ、単なる自己満足にすぎない。逆に自分たちは負けていると思って差を埋めることばかりに汲々とすると、ものまねに陥ります。いずれも顧客は離れていきます。』
とにかく同調し、追従し、模倣することで得られるメリットは微々たるものであり、デメリットたる機会損失の方が大きい。デフレが起こってしまうわけだ。しかし、『価値』を売るとなれば話は別だ。付加価値。例えば、『富士山でしかとれないリンゴ』とか、その様な付加価値がついていることで、価値を落とすことなく商品を提供できる。単なるリンゴを、競争相手よりも安く売って、売り上げを上げたいという発想は、デフレスパイラルの端緒となる。
(そんなに安いなら、きっと悪かろうだわね)という発想を植えつけ、客足も逆に遠のく。売り上げが下がれば、更に値段を安くして少しでも売り上げを上げようと画策するが、『北風と太陽』の如く、客足は遠のくばかり。売れたとしても利益は微々たるものしかない。
だが、そこに断固として自社にしかないオリジナルブランドを提供すれば、それはそのまま付加価値となり、ユニーク性となり、競争優位となる。値段を下げる必要もない。むしろ強気に勝負できる。しかし、品質に本当に手間をかければ、値段が高く、生産側に手間がかかっても、両者がWin-Winとなり、充足することになる。需要と供給が成立するのだ。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
当サイトにある500人の偉人の8000の名言。なぜ『1万』じゃないのか。それは『内省の後半になるにつれ、同じ的を射る言葉が増えた』からです。そしてそれらの真理は、『38の黄金知』としてまとめました。人間が生きる以上未来永劫廃れることのないこの情報を、決してお見逃しなく。
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