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コンビニで『安全に食べられる食品』は数えるくらいしかない?

コンビニはどこにでもあり、大体が24時間営業しているため、とても便利である。しかし、利便性を追求したコンビニエンスストアだけあって、そこに『品質』を求めるのは違う。それは例えば、カップラーメンに最高の品質を求めるようなものだ。あれはあくまでも『お湯さえあればいつでもどこでも食べられる臨時食』の位置づけとして存在している商品である。『最高のディナー』を満喫してもらうために存在しているのではないのだ。

 

そんなことは誰もがわかっていることだが、では、具体的になぜコンビニの食品は品質が悪いのか。それを調べてみよう。『子どもと添加物 33のポイント』にはこうある。

コンビニおにぎりを食べるなら、添加物の少ない紅しゃけ(しゃけ)か梅がいい。明太子やたらこはやめたほうがよい

 

(省略)たとえば、セブンイレブンの『紅しゃけ』の原材料は、『塩飯(国産米使用)、紅鮭ほぐし身、海苔、pH調整剤、グリシン、調味料(アミノ酸)』で、添加物はpH調整剤以降の3種類です。pH調整剤は、酸性度とアルカリ度を調整するほか、保存性を高める働きもあります。クエン酸やリン酸などの酸が多く、全部で30品目程度あります。酸味料として使われるのも多く、毒性の強いものは見当たりません。

 

(中略)このほか、ローソンの『紅さけ』の原材料は、『塩飯、紅鮭フレーク、海苔、塩、調味料(アミノ酸等)、pH調整剤、グリシン、炭酸Mg、(原材料の一部に小麦、大豆を含む)』で、同様に、pH調整剤、グリシン、調味料(アミノ酸等)のほか、炭酸Mg(マグネシウム)が使われています。炭酸Mgは、制酸薬としても使われており、毒性はほとんどないと考えられています。

 

その他本には、

 

  • セブンイレブン『紀州南高梅』
  • ファミリーマート 『紀州南高梅』

 

の違いを説明している。ファミリーマートの方が添加物が多いというのだ。そして明太子やたらこには毒性が強いものが多く含まれているということで、避けた方がいいと推奨している。それから、『食パン』もダメ。あれは実際には『添加物の塊』と言っていいものなのである。食パンに含まれる『イーストフード』が添加物の塊なのだ。その中で本がピックアップしているのが、

 

  • 敷島製パン(パスコ)『超熟』
  • セブンプレミアム『毎日の食パン』

 

だ。これはイーストフードを使っていない。動脈硬化や心疾患の原因となりやすいトランス脂肪酸もあまり含まれていないので、健康的だ。詳しいことは下記の記事に書いたので、コンビニで食べられるいくつかのもの、また、なぜ添加物が体に悪いのかということが知りたい人は見てみると良いだろう。

 

  • アイスクリーム
  • チョコレート
  • カップラーメン
  • おにぎり
  • パン

 

で安全な食品が何かということが書いてある。

 

 

 

一例を挙げると、

 

  • セブンイレブン『紅しゃけ』、『紀州南高梅』
  • ローソン『紅さけ』
  • 敷島製パン(パスコ)『超熟』
  • セブンプレミアム『毎日の食パン』

 

が安全なわけだが、そう考えると今後はこれらのパンやおにぎりを食べるときに安心して食べられるので、うれしい話ではある。つまり逆に、

 

便利なコンビニにも良質なものがあるんだ

 

として、前向きに考えたいものである。

 

 

参考文献

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