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ギン『おれには…この人を殺せません!!!』

私がもし『正直者は馬鹿を見る』という言葉に重きを置く人間であれば、見栄、地位、権力、富といった”力”に屈した、くだらない人間に成り下がっていただろう。私の周りも含めた世の中には、自分がいかにして “損”をしないように生きていくことが、  “賢い”ことだと思って、躍起になっている人間が多い。

 

もちろん私も、恩師と仰げる師に出会う前、17歳まで、そう考えていた人間の一人だ。だからこの言葉の”続き”を言える。

『正直者は馬鹿を見る。…だからどうした。馬鹿を見るのがどうしたのだ。どんな問題があるのだ。自分は相手の”馬鹿”を、呑みこんだのだ。相手の心の”闇”を、吸い取ったのだ。その行いの事を、”徳”という。”徳”は、目に見えないだけで、”溜まる”。まるで貯金と同じように、”溜まる”し、”減る”。

 

 

一見すると人の為に尽くした自分が、”損”をしたように見えるが、まるで”徳”とは、自分という大きな樹を育てる為の、根っこに差しておく、”栄養剤”である。根っこに差すのが、”栄養剤”か、”枯れ葉剤”かで、その樹の一生が決まるのだ。正直者は馬鹿を見る?だからどうした。馬鹿を見た正直者は、馬鹿を見た分だけ、大きくなるのだ。大きな樹になればなるだけ、自分の樹の陰の中で起こる幾多のドラマが、生きる感動を与えてくれるのだ。』

 

『…あんなに人に優しくされたのはおれは 生まれてはじめてだから…!!!おれには…この人を殺せません!!!』

 

 

Vアニメ「ワンピース」15周年記念!15の名場面で綴る感涙PV

※画像は以下の参考文献から引用しています。

 

一言

この記事は2009年に書いたものです。とても未熟な時期に書いたものなので、いずれまた修正いたします。またこの記事は運営者のワンピースに対するリスペクトの想いから書いていますが、もしこの画像の著作権が問題になる場合は、画像をすぐに削除いたします。