『ヒト』を最適化しよう。

ロマン・ロラン『恋は決闘です。もし右をみたり左をみたりしたら敗北です。』

名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!

ふむ…。

運営者

考察

『愛』は与えるもの。『恋』は奪うもの。そう考えると『恋が決闘』というのは、合点がいく話である。決闘というのは、往々にして『報酬』がつきものだ。屋久島に棲むヤクザルは、メスの奪い合いで血だらけになるまで争い合う。人間とて同じだ。パートナーを掴み取る為に決闘をするのは、動物の性である。また、ある種『恋』とは、ロマンチックなものでもある。従って、相手も相手で、

 

(本当に自分に相応しいか。この人が運命の人でいいのか。)ということを自問したいのだ。その時に、この決闘というのは有効打である。脇目を振らずに求めてくれるか、そういうことを、恋愛において、考えたいのである。

 

脇目

 

『恋は決闘です。もし右をみたり左をみたりしたら敗北です。』

 

以前、とある気になる女性がいて、その人に興味を持った。そういうことは10年ほどなかった。だが、この女性というのも特殊で、実は顔を見たことがないのだ。声しか聴いたことがない。オンラインゲームで知り合った女性なのだが、そもそも私は、オンラインゲームというものを拒絶してきた人間で、(そこまでしてゲームに没頭する時間はない)として、距離を置いてきた。

 

しかし、たまたま自分の好きなゲームをしている、好きな声の女性を動画で見たとき、その女性のことが気になっていったのだ。そしてオンラインゲームでやり取りをしたいと思った。それはつまり、私がその女性にある種の恋心を抱いているのに等しかった。

 

女性

 

ただ、私には引っかかっていることがあった。彼女の顔を見たことがない。そしておそらく、そのゲームでの共通点はあるが、おそらく違う部分での価値観のズレがだいぶある。そんな二人がともに生きることはできそうもないという思いが頭をよぎったが、恋は自分勝手な感情だ。そのあたりのことは気にせず、積極的に絡みにいった。

 

私は普段全く女性に興味を向けないから『そっち』だと勘違いする人間がいるが、完全なノーマル。ただ、私が人をなかなか好きにならないだけだ。本当に好きになれば積極的になる。積極的な男性が好きな女性は多いから、私がとその彼女との距離は、少しずつ縮まっていった。

 

しかし、彼女には自分とぴったりの相性の男性のオンラインフレンドがいるようだった。私は、本当に彼女が好きならそれに構わずその相手と恋敵として対立する覚悟で、恋心を爆発させてもよかった。しかし、先ほど言った違和感が頭をよぎった。

 

(俺は別に、顔を見たことがないこの人のために、知らない男性を傷つけてまで奪おう思わないなあ。愛があればなんとかなるとは思うが、本当は俺はこの女性のことをどう思っているのだろうか。

声だけしか知らないということをいいことに、勝手に自分の理想像を押し付け、美化したからこそ、滅多に人を好きにならない俺が、今回彼女に興味を持ってしまったのではないだろうか。)

 

興味

 

彼女はその男性が気になっているようだったが、私との距離も流れがあれば縮めたいと思ってくれているのが伝わってきていた。 そして彼女の好きなタイプをふとした場面で見ることがあったが、

 

『わき目を振らずに自分だけを見てくれる人』

 

という理想像を抱いていたのだ。まさに、ロマン・ロランの今回の言葉とリンクするものだった。その男性は、その女性にいつもつきっきりのようだった。きっとそういうところも彼女の気持ちが惹かれている理由の一つだろう。私と仲が良くなったのも、私が積極的に彼女にアプローチをしたからということがあっただろう。

 

『恋は決闘です。もし右をみたり左をみたりしたら敗北です。』

 

だが、私は『敗北してもいい』とどこかで思ってしまっていた。別に最初から、本当に出会って、結婚をしたいという願いが込められた、本気の恋ではない。まことに自分勝手な理想を押し付けた、一方的で儚い、現実的ではない恋だったのだ。私はこの恋に敗北した。それは、私がその女性のことを本当に愛していなかったからだ。ロマン・ロランの言葉を見て、そんな経験を思い出した。

 

 

 

 

MEMO
※この文章は全て運営者独自の『名言を通した見解』です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
運営者 一瀬雄治(Yuji ichise.)の半生

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