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ラ・フォンテーヌ『人間の魂に火が付いたなら、不可能は消滅するように出来ている。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。

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考察

人間の魂に火などつかない。火が付くのはロウソクだ。だが、これは比喩だ。だからこれでいい。しかし、だとすると、『不可能は消滅する』も、曖昧なものになる。例えば、『1000兆円欲しい!』という願いを叶えることは、不可能だ。あのビル・ゲイツですら、カルロス・スリムですら、ウォーレン・バフェットですらそれを実現できない。人間の魂に火が付いたところで、それを叶えることは出来ない。従って、不可能は消滅しないのである。

 

だが、『曖昧なもの』なのであれば、勝機はこちらにある。何しろ、『これで不可能が可能になる!』と強く念じて、完全に思い込むことで、人間は絶大なるエネルギーを手にすることが出来るようになるのだ。

 

そもそも人間は、『空白』がなければ、それを穴埋めしようと画策することはなかった。宇宙のこと、医学のこと、科学のこと、技術のこと、何から何まで人間には『空白』があり、『枯渇』していて、それを穴埋めできる保証などなかった。しかし、こうして穴を埋めてきているではないか。

 

例えば、ガリレオコペルニクスが『地動説』を説くまでは、キリスト教で信じられていた『天動説』が常識だった。

 

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しかし真実は、『地動説』に近かったわけで、

 

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更には、地球も太陽も、宇宙の真ん中ではなかった。しかし、この時代の人間は、『天動説を信じていた(間違った事実を、真実だと勘違いしていた)』

 

エマーソンは言った。

Pythagoras was misunderstood, and Socrates and Jesus, and Luther, and Copernicus, and Galileo, and Newton, and every pure and wise spirit that ever took flesh. To be great is to be misunderstood….

(誤解されるのはそんなに悪いことだろうか。ピタゴラスは誤解された。 ソクラテスイエスルターコペルニクスガリレオ、 そして、ニュートンも誤解された。古今のあらゆる清純で賢明な魂も誤解を受けた。 偉大であるということは誤解されるということだ。)

 

しかし彼らはやったのだ。それは、彼らの魂が、この虚無たる混沌の宇宙の闇の中で、確かに燃え上がった確固たる証拠である。

 

 

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

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