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吉行淳之介『女性の愛というものは、相手に自分をささげることによって完成され、男性の愛は相手から奪うことによって完成される。』

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ふむ…。

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考察

一見すると、それが全ての男女に、ピタリ当てはまるわけではないという印象を受ける。奪おうとする女はいるし、与える男はいるのだ。

 

しかし、オスカー・ワイルドは言った。

 

なるほど、ここに隠されている男女の本質というものに、今回の言葉のカギがありそうである。

 

男には、コレクションをする特性がある。私自身がそうだからよくわかるし、それは、権威ある生物学者も同じことを言っていた。昆虫採集から始まって、カードゲーム、メンコ、時計、何でもいいが、収集癖があるのだ。女はそんな男を見て、『無駄遣いはやめてほしい』と口を揃える。男はどうやら女に対しても、コレクションの一部として見てしまいがちになる傾向が、あるかもしれないわけだ。しかし、女はコレクションではない。それを断固として主張する存在こそ、女、そのものなのである。

 

つまり、もし女が、『私たちは男のコレクションです』と口を揃えれば、この世の男たちは、こぞって女をコレクションしだす可能性がある。もちろん、それは逆の場合にも通用する話だが、剛である男、柔である女の特性からして、力づくで支配しようとする傾向があるのは、やはり男の方が圧倒的に多い。

 

 

そう考えると、女は『支配されたがっている』という傾向があることが浮き彫りになってくる。いや、当然、全ての女ではない。そんなことはまっぴらごめんだ、という女も多い。しかし、自分のことを『M』だとかなんだとか言って、支配されたがる女は、男のそれよりも、圧倒的に数が多いのも事実だ。

 

男と女には、それぞれに特性、傾向というものがあるのだ。それは、腕力、狩猟、生理、出産、実に様々な要因が複雑に絡み合い、その結果を生み出している可能性が高いのである。例えば、女に腕力があり、甲斐性があり、一人で出産することが出来るのであれば、女は男と共になることを、今よりも考えることは激減するわけだ。

 

しかし、そうじゃない限り、委ねる。だとしたら、その相手である男の特性に合わせ、献身し、気に入られることが、自分や子々孫々の幸せに直結しているという発想になり、『受け身』であり、『M』であり、『支配される願望』であり、『尽くす願望』が捻出されるわけで、吉行淳之介の今回の言葉の様な考え方が、自然と浮かび上がってくるわけである。

 

 

『女はコレクションではない』と口を揃える一方で、『それでもいい』という女が出て来る。それは男からしたら、とても『都合が良い話』だ。男にとって都合が良いということは、女が、その男のニーズを熟知していて、そこに献身している証拠である。そこには、『愛』がある。

 

トルストイは言う。

 

自分の身を削り、相手に捧げる。そこには愛がある。

 

あなたがそうしたいなら…

 

という言葉を使う女性の数は、極めて多いと言っていいだろう。トルストイはこうも言った。

 

自分が献身することで、相手も自分も救われる。その知性を敏感にキャッチできる女は、『合わせてもらっている男』よりも、よほど賢いのだ。

 

 

 

 

MEMO
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