『ヒト』を最適化しよう。

ボナール『恋愛では信じてもらうことが必要であり、友情では洞察してもらうことが必要である。』

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ふむ…。

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考察

ではその逆で、『恋愛で洞察してもらう』、『友情で信じてもらう』とした場合、どういう状況になってしまうのだろうか。恐らく、『成り立たない』という状況に陥ってしまう可能性がある。男女というものは『凸凹』の図の通りだ。種類は同じでも、形が違うのである。それを補い合って、初めて一つの完成された形となり、新しい生命が生まれる。どちらか一方だけでは、それを成し遂げることは出来ない。

 

『ソクラテス・イエス・ブッダ 三賢人の言葉、そして生涯』にはこうある。

喜劇作家であるアリストパネスは演説でこう言った。

『かつて人間は二つの肉体が背中合わせとなった存在であった。』

一体となっている二つの肉体のどちらも男である場合、どちらも女である場合、そして男と女である場合(両性具有=アンドロギュロス)があった。残念なことに、ゼウスの決定により、彼らの肉体は二つに分断された。それ以来、私たちは分離されてしまった片割れを求めている。元の肉体の組み合わせにより、求める片割れは男もしくは女である。アリストパネスによると、この探究こそが私たちが愛と呼ぶものである。

 

愛とは、失われた原初の結合を回復しようとする欲求である。愛によって自分と一体であるべき片割れを見つけ出し、私たちの本来の姿を完全に回復できた時、私たちは最高の幸せを手に入れることが出来る。

 

これはもちろん神話だが、なぜだか納得してしまう。妙に説得力があって、それだけ、男女の間には違和感が生じているのであり、それを『自分の考え方に近づかせたい』、あるいは『同一のものでなければならない』と思うのは、一方的で、無知で、理不尽である可能性が高い。それぞれからしたら、男女は信じられない行動を取る。しかし、それは男女が脳のつくりが違うから、当たり前のことなのだ。差異があるそれぞれの形。そこに、『愛』という潤滑油を塗れば、上手くいくのである。

 

 

また、友情ということについて、ニーチェは言った。

 

男女が『柔らかな抱き枕』の様に柔軟性があって愛らしいものであれば、友情間は『堅い寝床』である必要があるのだ。『戦陣用の堅い寝床』など、いつまでもいる場所ではない。仮眠ぐらいならたまにそこで寝転ぶことも気晴らしになるが、それ以上のこととなると、話は別である。

 

また、姿勢も正される。『安眠』を求めて堅い寝床へは足を運ばない。自分にとっての友人とは、『無条件に信じて欲しい』などと言って慣れあいを求めるような、そういう生ぬるいものであってはならない。思わず背筋が伸びて、戦陣へと向かう準備をもう一度整えるような、そういう安息の場所の主でなければならない。

 

 

 

 

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