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ヘンリー・フォード『自分にはできると考えても、自分にはできないと考えても、どちらも正しいのです。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。

運営者

考察

イギリスの小説家、D・H・ローレンスの内省記事、

 

では、私は特別な存在だと思い上がるべきではない。しかし、アファメーション(自己効力感)という観点から考えると、自分のことを特別扱いし、鼓舞して果敢に突き進むことは良しとされる。と書いた。これがまさにヘンリ・フォードの今回の言葉の的を射ている。

 

(自分なら出来る!)と奮起させ、鼓舞し、奮い立たせることは非常に重要な精神力である。しかし一方で、(俺に出来ないことはない!)と思い上がることは、傲慢不遜で無知な人間に成り下がることを意味している。

 

傲慢不遜

 

ソクラテスは言った。

 

ソクラテスの言う様に、『無知の知』を知り、『自分は何も知らない』という真の知性を持つことは正しい。そして、『アファメーション』によって自分を鼓舞することも正しい。しかし、だからといって、

 

だから何も学ばない。学んでも知者には永遠になれないから。

 

と言ったり、

 

『俺に出来ないことはない!』

 

と思い込んだりすることは、いささか『真理の援用』に近い。

 

稲盛和夫は言った。

『楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する。』

 

楽観的に構想することも、悲観的に構想することもできる。また、楽観的に計画することも、悲観的に計画的することもできる。

 

そんな中、『楽観的に構想』し、『悲観的に計画』することの意味がわかるだろうか。わかったなら見どころがある。この一生を悔いなきものにすることができる、可能性を持っていると言っていいだろう。卑下する必要はない。過信するべきでもない。われわれ人間は、このたった一度の人生に誇りを持ち、自信を持って生き貫くべきである。

 

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

Check

こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。

 

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