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ヘルダーリン『危険の存在するところ、救いもまた育つ。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。

運営者

考察

聖書の次に出版されている世界的書物『ドン・キホーテ』の生みの親、セルバンテスは言う。

 

この話についてはロシアの作家、アルツィバーシェフの、

 

にも書いたが、こういう言葉がある。

『刑務所の鉄格子の間から、二人の男が外を見た。一人は泥を眺め、一人は星を眺めた。』

 

つまり、刑務所ほどの窮地に陥っても、星を見上げて、その星が『綺麗だった』という事実に気づかされることがある。

 

もちろん、食事やお風呂などのリフレッシュやご褒美もそうだ。社会で当たり前のように食べてきた食事や、当たり前のように入ってきたお風呂が、刑務所では当たり前ではない。どれだけ恵まれていたのか、人生の窮地に陥って、はじめて気づかされることになるのだ。そう考えると、『ピンチはチャンス』。人生の窮地に陥った人ほど、毎日の何気ない日々の価値の重さを理解することが出来るのだ。

 

また、『危険』ということで言うと、『リスク』の方向でも考える必要がある。リスクは不可抗力で陥った窮地と違って、自分から受けに行った印象がある。例えば、機会を掴もうとして前に出たのだ。それは、やる前からリスクがあることを知っていた。だが、刀を振り下ろされたとき、それに怯えて背中を向けて後ろに走ると間合いに入って斬られるが、思い切って相手の方に突っ込むと、間合いから消えて刀で斬られないように、ときにリスクの方向に自分から向かっていけば、それが逆に『救い』となる場合がある。

 

ルソーは言った。

 

呼吸するだけの無難な人生を選べば、楽が出来ると思うかもしれない。だが、実際には『損』をしている。『楽』と『楽しい』は違う。本当の人生を生きることができない人間に、『楽しい人生』は送ることはできない。

 

登山

 

 

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

必見

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