『ヒト』を最適化しよう。

バーナード・ショー『結婚をしばしば宝くじにたとえるが、それは誤りだ。宝くじなら当たることもあるのだから。』

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ふむ…。

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考察

これは一見すると悲観的で斜に構えた言葉に聞こえるが、『宝くじに当たる』というところがポイントだ。普通、宝くじは、当たらない。宝くじが当たる確率は極めて低い。見識ある人間ほどくじを買う人間を『射幸的(しあわせを矢で射って当たれば儲けものと考える発想)』と揶揄して、批判する。

 

射幸的

 

ではなぜ人は、宝くじを買うのだろう。それは、『夢』だからだ。当たらない。そんなことはわかっている。だが、当たるかもしれないではないか。事実、そういうニュースも飛び交ってくる。

 

もしかしたら自分が買っても当たるかもしれない。そして当たった向こう側には、現状では想像もつかないぐらい新しい世界が待っているに違いない。今の自分が幸せじゃないのは、お金が無いからなんだから。

 

では、結婚生活もそういうものだと思って、つまり『信じられないくらい幸せいっぱいな世界』だと思って『夢』を見る。だが、その『夢』はすぐに駆逐されるだろう。結婚とは、『夢』ではない。『現実』である。

 

ルソーは、自身の著書『人間不平等起源論』の文中にこう書いている。

「人間が一人でできる仕事(中略)に専念しているかぎり、人間の本性によって可能なかぎり自由で、健康で、善良で、幸福に生き、(中略)しかし、一人の人間がほかの人間の助けを必要とし、たった一人のために二人分の蓄えをもつことが有益だと気がつくとすぐに、平等は消え去り、私有が導入され、労働が必要となり、(中略)奴隷状態と悲惨とが芽ばえ、成長するのが見られたのであった」

 

 

確かにルソーの言う様に『隷属状態、悲惨』などとは、言い過ぎの様にも聞こえるが、事実、当てはまる人もいることを考えると、いささか言い過ぎとも言い切れない。結婚前、彼女は『自分にお金を使ってくれる大切な人』と思っていた。しかし、結婚後は、ちょっとでも無駄遣いをすると『自分からお金を遠ざける人』という冷ややかな目で見られ、軽蔑されてしまうのだ。

 

それはそうだ。無駄遣いをされる余裕はない。毎日の生活費と支払、それに子供の養育費がある。しかもそれは最低限で、自分たちが余暇時間に楽しむ時間や、息抜きをする時間やお金だって必要なのに、自分一人で無駄遣いをされるのは、毎日家計を支える家族に対する、侮辱だからだ。

 

結婚生活とはそれだけ現実的なものなのであって、決して『夢を見て当てる』ような『射幸的』なものではないのである。その逆で、現実的に、建設的に生きていく甲斐性が求められるのだ。

 

結婚生活

 

 

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