Index

ニーチェ『半可通は全知よりも圧倒的勝利を博する。それは物事を実際よりも単純に理解し、そのために彼の意見の方が分かりやすい説得力のあるものとなる。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。

運営者

考察

『半可通(はんかつう)』というのは、私のような人間のことだ。意味は、いい加減な知識しかないのに、何もかもを知ったような口ぶりで話す人間のことである。私は常に口調を『なのだ』口調にして、さも事実を理解しているかのように振る舞っている。従って私は半可通になる。

 

ニーチェはこうも言った。

『論理は完全な虚構の見本である。現実の中には論理などは存在せず、現実はまったく別の複雑極まりないものである。我々は実際の出来事を思考においていわば簡略化装置で濾過するように、この虚構を図式化することによって記号化し、論理的プロセスとして伝達および認識可能なものとする。』

 

 

それなのに『なのだ』とか、理解しているような口調で話すのだから、私は半可通ということになるわけだ。しかし、そういう人間の方が人間が理解できる記号にろ過する能力に長けているということ。

 

つまり、シェイクスピアはこう言い、

 

赤塚不二夫はこう言い、

 

レオナルド・ダヴィンチはこう言い、

 

アインシュタインがこう言った様に、

 

この『簡略化装置でろ過して、人間の理解を容易にすることが出来る賢人たち』も、私と同じように半可通ということになる。もっとも、このメンツの中で言うと、私はその中でも最下層となる。

 

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

Check

こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。

 

🧭『38の黄金律』へ

※『38の黄金律』は、有料コンテンツとしてより深い考察をお届けしています。

 

🔎 名言の背景にある“思想の源流”を探る

※『黄金律』以外の知的コンテンツのほとんどは無料です。

関連する『黄金律

『知者?無知者?自分が振る舞っている人格はどっちだ。』

同じ人物の名言一覧

ニーチェの名言・格言一覧