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鍋島直茂『下輩の言うはよく通じ難し、ゆえに助けて聞くこと肝要なり。下輩なれどその心は天の真を受けて、人と生れたる者なれば、その理は聖人君子の言に符合すること多し、あなどり、笑うことなかれ。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

偉人

ふむ…。

運営者

考察

『下輩(げはい)』は、目下の者だ。『符号』は、一致するという意味。つまり、自分よりも身分が低く、あるいは目下の者であっても、その言葉が聖人君子の言う言葉と同じ意見であることがある。だとしたら、その意見は両方、同じ価値があるという判断をしなければならない。こういう考え方が出来る人間は、人格者である。

 

孔子は言った。

孔子

 

そもそも、表層的なステータスだけで価値を判断する人間に、見識などない。識者としての立場を退いた方が良い。とりわけ、その区別が今よりもハッキリとしていた時期にこう考えられるのは、よほどの人格者でなければ出来ない。

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

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