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永守重信『人は誰しも、自分が従事している仕事には冷静な目を向けにくい。異変や波乱があっても、それは「一時的なもので、やがて平常に戻るだろう」と思い込む。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。

運営者

考察

とにかく『思い込む』のが人間だ。異変や波乱があっても、それは「一時的なもので、やがて平常に戻るだろう」と思い込むし、延長自我にひた走っている人間は、自の意見が絶対であり、正しいと思い込む。印象管理に支配されている人間は、支配されされているというぐらいだから、自意識過剰であり、自分にはそれだけの価値があると思い込む。

 

経済学の巨人と言われたガルブレイスは、1636年のチューリップ狂の経験以来、 何も変わらないある法則を見極め、こう言っていた。著書『バブルの物語』にはこうある。

『個人も機関も、富の増大から得られるすばらしい満足感のとりこになる。これには自分の洞察力がすぐれているからだという幻想がつきものなのであるが、この幻想は、自分および他の人の知性は金の所有と密接に歩調をそろえて進んでいるという一般的な受け止め方によって守られている。』

 

 

『自分の洞察力が優れている』。『だって俺は金を持っているから』と思い込む。とにかく『思い込む』のが人間だ。そしてその思い込みは往々にして、真実ではない。

 

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

Check

こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。

 

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