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スタンダール『幸福がこの上なく大きい場合には微笑と涙が生まれる。』

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ふむ…。

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考察

『些細な幸福』だったら、日常に溢れている。美味しい食事を食べたとき、 迷路を抜けたとき、課題の仕事を達成したとき、SEXをしたとき、仲間と飲んで騒いでいるとき、バイクに乗って走り回っているとき、綺麗な花を見かけたとき、子供の笑顔を見たとき、我々の心は『些細な幸せ』で満たされている。

 

子供

 

しかし、『この上なく大きな幸福』とは何だろうか。人間が『この上ない』と思うには、二つの条件がある。一つは、『底上げ』だ。期待値を遥かに上回るような出来事。これが起きれば、往々にして人間は『この上ない幸福』だと思うだろう。

 

もう一つは、『底下げ』だ。人生のどん底、最深部に堕ちた。もうダメだと覚悟した。一生抜け出せないし、そのまま死ぬのだと。だが、そこから抜け出せることになった。これは『この上ない幸福』だ。

 

この二つがポイントだ。13年前私は、この二つを同時に経験したことがある。当たり障りない人生を生きて、ちょうど恩師に、

 

お前は卑怯だな。醜い。汚い。ずるい

 

と言われて、『触らぬ神に祟りなし』だった自分を打破するために、『祟りを覚悟して、自ら負に触りにいった』時期だった。それまでは私の味方面していた人間が、こぞって私の敵になった。

 

(人間なんて、こんなものか。)

 

私は失望していたが、それは覚悟していた。それに、あのまま当たり障りない人生を生きて、識者に卑怯者呼ばわりされて生きるよりはよっぽどマシだと思った。罵倒を受けながら、私は彼ら『負』と闘う覚悟を決め始めた。

 

─そのときだ。

 

一人手を挙げ、私のことを正当に評価する人間が現れたのだ。この、『正当に評価』ということが本当に難しい。周りに流されて、罵倒する選択肢もある中、あるいはそれをすることで、彼も罵倒の対象になってしまう可能性がある中、彼はそれをやってのけたのだ。

 

私は思わず、微笑ってしまったこんな奇跡のような出来事があるのかと、目を疑ってしまったのだ。私は絶望の淵で、自分の真の理解者と出会ったのだ。この立役者は紛れもなく、『恩師』だった。恩師が私を卑怯者呼ばわりしなければ、私は『底下げ』の目に遭うこともなければ、『底上げ』な経験も出来なかった。

 

 

MEMO
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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