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ふむ…。
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考察
若い頃から反社会的な行動を繰り返していたスターリンは、問題児だ。それどころではない、関わった人間が死んだ数は、2000万人を超えていると言われている。彼を『偉人』として数えてしまうことは、ナチスのヒトラー同様、『詭弁』である。さてこの言葉だが、2011年にあった東日本大震災のときに大勢の人が亡くなったとき、ニュースで流れていたのは、『2万人を超えるかもしれない』という報道。常に人数を強調して定期的に報道し、
1万人に達する可能性
1万5千人を超えた
などという声がテレビから常に聞こえていた。まるで、暗に伝えるメッセージとして、
記録的な死者数
記録的な死者数
そうなれば歴史的だ
そうなれば歴史的だ
それは歴史的ニュースだ
それは歴史的ニュースだ
報道としてそれはやりがいがある、やるべきだ
歴史的瞬間に立ち会っている、視聴者は釘づけだ、視聴率はうなぎのぼりだ、
そういうメタメッセージがにじみ出ていたような気さえした。いやもちろんそれは、あれだけの状況だただこちらもセンシティブになっていたのかもしれない。ただ報道として、仕事をしていただけなのだと思う。
だが、あるとき北野武が言った。
『2万人2万人って、あんまり人数で言わない方がいいと思うんだよな。そういう言い方すると人数の方に頭が先行しちゃって。それは違うと思う。』
北野武は原発問題について少し複雑らしいのだが、それはここではおいておく。北野武とスターリンが言っていることは、立場や環境、細部の意味は圧倒的に違えど、同じところを、ついているのかもしれない。
MEMO
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。Twitterにて、名言考察トレーニングを実施しております。ぜひお気軽に参加してみてください。真剣に考えた分だけ、偉人の知恵が自分のものになります。
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